ライトハウス


 2023.2.4     灯台の光の場面は強烈なインパクトがある【ライトハウス】

                     
ライトハウス コレクターズ・エディション [ ロバート・パティンソン ]
評価:2.5

■ヒトコト感想
一瞬、大昔の映画を見せられているかと思った。大昔どころか、最新の映画で巷の評価は高い。正直、見終わってもなぜそこまで高い評価を得ているのかわからなかった。俳優の演技だとか、評価ポイントはあるのかもしれないが、全体を通してつまらないという感想しかない。基本は白黒の映像で、灯台で生活するふたりの男を描いている。

妄想と現実がごちゃごちゃになり、最後は悲惨な結末となる。確かに、灯台の光の場面は言葉にできないインパクトがある。白黒にしたのは、この光を強調したかったからだろうか。そうだとしても、そこにいたるまでのストーリーがあまりに退屈で、映像的にも面白さは特にない。なぜここまで評価されているのかわからない。

■ストーリー
孤島にやってきた2人の灯台守。海が荒れ狂うとき、隠された秘密が暴かれてゆく――1890年代、ニューイングランドの孤島に2人の灯台守がやって来る。彼らにはこれから4週間に渡って、灯台と島の管理を行う仕事が任されていた。だが、年かさのベテラン、トーマス・ウェイクと未経験の若者イーフレイム・ウィンズローは、そりが合わずに初日から衝突を繰り返す。険悪な雰囲気の中、やってきた嵐のせいで2人は島に孤立状態になってしまうのだった…。

■感想
ベテランの灯台守のトーマスと、未経験の若者イーフレイム。基本はこのふたりのやりとりが描かれている。トーマスは昔ながらのパワハラ上司の雰囲気をぷんぷんだしている。イーフレイムはトーマスに言われたことを従順に行っていたのだが…。

そのうち反抗し始める。海に囲まれた島の灯台ということで、ふたりっきりの生活が続く。気が滅入るような状態であるのは間違いない。灯台の光はトーマスだけの秘密となり、イーフレイムは何かトーマスが隠しているのではないかと怪しみ始める。

酒しか楽しみがない状態で、若いイーフレイムはストレスが溜まり始める。最初は真面目なイーフレイムだったが、しだいに荒れてくる。ついにはトーマスを殴り飛ばしたりもする。このふたりの関係性が変わっていくのは面白いのかもしれない。

終始ふたりのやりとりが続き、最後にはイーフレイムがトーマスをボコボコにしている。ちょくちょく残酷描写が登場してくる。ちょっとした低予算の映画のように思えてくる。ふたりの演技という面では確かにすごいのかもしれないが…。

イーフレイムはストレスからおかしくなる。変な幻覚を見たりもする。序盤にうみねこを捕まえ岩にたたきつけて殺す場面がある。それらの報いをうけたようなラストとなる。結局何が言いたいのかよくわからない。トーマスとイーフレイム。あとは幻覚で見た人魚しか登場してこない。

どう考えても一般受けする作品ではない。白黒の映像とした意味がよくわからないのが、最後まで白黒ではない方が良いように思えた。世間の人がどれだけ楽しめているのか微妙だ。

人を選ぶ作品だ。



おしらせ

感想は下記メールアドレスへ
(*を@に変換)
pakusaou*yahoo.co.jp