2022.5.20 スタローンが事件解決の立場になるのは違和感がある【コップランド】
コップランド [ シルベスター・スタローン ]
評価:3
■ヒトコト感想
NY市警が多く暮らすエリアの保安官であるフレディ。住人たちの中でも警察が多く住んでいるということで、治安面では安全という認識がある。フレディも警官たちのちょっとした違反については目をつむったりもする。善良で市民のことを考えるフレディ。耳が悪いということで警官になれなかったフレディ。愚直に保安官の仕事をこなすのだが、裏では市警たちが結託して自分たちの都合の悪いことを隠蔽している。
街に内務調査官がやってくる。警官たちの不正を暴くためだった。警官たちは仲間が殺人事件を起こした際に、仲間を死んだことにして、事件を隠蔽しようとする。過去にも同種の事件があり、犯人は殺されることになる。フレディの葛藤が描かれている。
■ストーリー
シルべスター・スタローン扮するフレディ・へフリンは、通称「コップランド」と呼ばれるニューヨーク市警察(NYPD)の警官が多く暮らす、静かで小さな町の保安官として働いていた。一見平和に見えるこの町の住民たちはフレディの誇りだったが、その裏には知られざる黒い影があった。フレディがこの町の住人による巨大な陰謀をあばいた時、彼は行動を起こすことを迫られ、そして法を取るか、尊敬する警官を擁護するかの究極の選択にも迫られる!
■感想
スタローンが珍しくアクション一辺倒ではなく、ミステリアスな事件を解決する立場となっている。肉体派のスタローンが知的な役となると、少し違和感がある。根本が垂れ目でぼんやりとした表情をしているので、知的な雰囲気がない。
フレディは実直な保安官ではあるが、NY市警の警官たちとの関係は良好であった。警官たちがフレディを良いように扱っていると思われたのだが…。そこから、どのように変化があるのか。マスコミが騒ぎ、内務調査官がやってきたことで、警官たちは怪しい動きをし始める。
物語のトーンとしては誰もが警官たちの怪しい動きを感じている。ただ、そのことを指摘できないでいる。外部の者たちを排除する雰囲気が、内務調査官の捜査を妨害する。内務調査官はフレディへの協力を依頼するのだが…。
最初はフレディは盲目的に警官たちを信頼していた。街のもめごとを治める役目のフレディが、警官たちの怪しい動きに入り込む。驚きなのは対外的には死んだことになっていた警官が、警官たちのたまり場でパーティをしている場面だ。これから街を離れて死んだことになる男の最後のお別れパーティだ。
警官たちは自分たちの既得権益を守るために、都合の悪い人物を排除しようとする。死んだことにされていた男の存在がフレディにバレたことで、警官たちは男を本当に殺そうとする。恐ろしい街だ。街ぐるみでの不正と言えなくもない。
内務調査官は、フレディが動き出したことにより、本腰を入れて調査するようになる。ラストではフレディの保安官仲間も実は不正をしており、街を離れようとしている。フレディだけが正義の思いを強く持ち、警官たちの不正を暴こうとする。
スタローンがアクションなしで演技しているのは違和感がある。
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