告白


 2024.5.28    国民全員から身代金を集める【告白】


                     
告白 [DVD]
評価:3

■ヒトコト感想
いじめや虐待を描いた作品。冒頭、韓国の国民一人につき身代金千ウォンを振り込まなければ女児を殺すという脅迫事件が発生する。世間を騒がすこの騒動。婦警のジウォンが、様々な事件に対応する中で、誘拐事件につながる情報を得ることになるのだが…。福祉センターで勤務する女性のオスンは、虐待を受けている女児を助けるために奔走する。

女児のボラは父親に虐待され学校にも通うことができない。このトラブルは警察を介入させることができずに…。虐待が明らかであっても福祉センターが手をだせないというのは問題だろう。オスンはセンターを首になり…。婦警のジウォンも過去に自分がいじめにあっていた経験から、助けようとするのだが…。韓国の仕組み的な問題な気がした。

■ストーリー
韓国を騒然とさせる誘拐事件が発生した。女児を誘拐したとされる犯人からの声明は、国民1人につき身代金1,000ウォンを集め合計1億ウォンにならなければ女児を殺害する、というものだった。その日の早朝、交番勤務の婦警ジウォンは、公園で女児を連れた不審な女性オスンと出会っていた。ジウォンは、まさかとは思いながらも彼女について調査を進める。

オスンは福祉センターに勤める社会福祉士だったが、虐待を受けていた少女ボラの父親と諍いを起こし、センターを退職していた。そして、ジゥオンが出会ったあの日の朝を最後に、オスンとボラは同時に行方不明になっていた。さらに、何者かに殺害されたボラの父親の死体が発見される-。

■感想
婦警のジウォンは警察のポスターになり広報としての仕事に駆り出されている。誘拐事件が発生したときに、公園でジウォンはオスンと出会う。ここでオスンのことが気になるジウォン。国民全員から身代金をとろうとする奇妙な事件。

振込先が社会福祉センターというのが、観衆に犯人を容易に想像させる展開となっている。どのような動機なのか。オスンが直面する事件が描かれる。小学生のボラが父親から虐待を受け、ボラを助けようとするのだが、父親に邪魔をされ、ついには父親からクレームを入れられ、福祉センターを首になってしまう。

平行して、ジウォンが様々な事件に対応する場面が描かれている。ストーカー問題。虐待問題。ボラの問題についてもジウォンが出張るのだが…。父親が出てくると警察は何も手を出せなくなる。明らかに虐待をしていると思われる人物に対しても強くでれないのは韓国の仕組みの問題なのだろうか。

ボラは虐待を受けているが、知能は高くずるがしこい部分があるという描写も描かれている。なぜ、こんな描写を入れているのかはラストで明らかとなる。

ボラの父親が事故で死んだ。その死の発覚を遅らせるための偽装をしたのがオスンであるのだが…。誘拐事件の犯人や、それらすべてはオスンが犯人だという流れとなる。ラストではジウォンに対してオスンが告白する場面がある。

観衆のだれもが想像する結末ではあるのだが…。ラストでさらに大きな衝撃がある。まさかの展開だ。ジウォンがすべてに気が付いたとしても、何もできないだろう。いじめや虐待、ストーカーなど韓国社会の問題点が描かれている。

陰鬱な雰囲気の作品だ。



おしらせ

感想は下記メールアドレスへ
(*を@に変換)
pakusaou*yahoo.co.jp