ジャングル・ツアーズ


 2024.1.17    20年前のB級映画レベルだ【ジャングル・ツアーズ】


                     
ジャングル・ツアーズ [ リチャード・グリエコ ]
評価:2

■ヒトコト感想
タイトルだけ見ると、ディズニーと関係あるのかと思いきや…。アマゾンの評価でもそれなりに高かったので見てみたのだが…。久しぶりに見たB級臭が満点の作品だ。ジャングル内部に調査に入った考古学調査隊が行方不明になった。父親のキーリン博士を探すために娘のアマンダや船長たちはアマゾン川をさかのぼるのだが…。わかりやすいジャングルのトラブルがふりかかる。

ピラニアの大群、巨大アナコンダ、謎のクルピラが登場してくる。最近の作品にしては久しぶりにCGが浮いたような感じになっている。切り張りしたCGの巨大なアナコンダがアマンダを飲みこむ。ただ、アマンダはアナコンダの腹を裂いてでてくる。20年前のCG技術のような映像が続いていく。

■ストーリー
ブラジルの奥地で、考古学調査隊が消息を絶った。行方不明になった父親のキーリン博士を探すため、娘のアマンダたちはルベック船長のクルーズ船をチャーターし、アマゾン川をさかのぼる捜索の旅に出る。途中、ピラニアの大群、凶暴な部族、巨大アナコンダ等と戦いながら、ジャングルの深奥に到達したアマンダたち。そこで《ジャングルの心臓》と呼ばれるエメラルドを発見、遂にキーリン博士の救出に成功する。だがそれにより、“アマゾンの守り主”と怖れられる怪物・クルピラの封印が解かれてしまった!

■感想
行方不明となった父親を捜すためにアマンダは船をチャーターする。船長のルベックや弟のスコット、そして調査隊の雇い主である女とともにアマゾンを捜索のために川を上流へとさかのぼっていくのだが…。いきなりピラニアの大群に襲われてクルーのひとりがピラニアの犠牲になる。

わかりやすい演出というか、CGが浮いた感じで俳優たちに重ねて表示させて食べられている映像となっている。なんだか久しぶりに見た感じの作品だ。この技術は20年前の作品でよく見たパターンだ。

アマンダたちは現地人に襲われたりもする。自然を守る現地人に対して、アマンダたちはアマゾンの自然を壊す者たちと見られ攻撃されてしまう。ただ、そこでも巨大なアナコンダがやってきて現地人を飲み込んでしまう。ステレオタイプな現地人が良い。

裸体に変なペイントされ、木の武器を持つ現地人。鼻と口につまようじの様なものを刺して、アマンダたちを処刑しようとする。ジャングルの心臓といわれるエメラルドをキーリン博士が手にしていたのだが、それが最後にとんでもない事態を引き起こすことになる。

木のつるにとらえられたキーリン博士を助けるためにエメラルドを破壊するアマンダたち。ただ、その瞬間、アマゾンを守っていたクルピラの封印が解かれてしまう。超巨大な怪獣のようなクルピラ。なぜアマゾンの奥地にこんな怪物がいるのか。頭の上に火がついているのは何か理由があるのか?

それらが全く説明されないままクルピラはどこかに向かっていく。アマンダたちは結局はクルピラに見つからないように隠れながら逃げるしかない。。。

久しぶりに見た超B級映画だ。



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