2024.6.22 シーズン2に向けすべてが明らかに【フォールアウト エピソード7,8】
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評価:3.5
■ヒトコト感想
シーズン1がついに終了する。今まで謎であった部分がすべて解明され、新たな謎が展開されシーズン2へと続いていくのだろう。ルーシーとマキシマムがボルト4を抜け出し、最終目的地へ向かう。その途中でマキシマムは元仲間に出会い、BOSに捕らえられることになる。ルーシーはひとり父親を助けるために敵のアジトに向かうのだが…。
衝撃的なオチが待っている。200年前に核戦争が起きたことや、その後、復興した都市に爆弾が落ちたのはすべてボルトの仕業だった。ボルトの思想は一理ある。世の中に様々な派閥ができればそこで争いが起きる。ボルトのように制御された者たちがリーダーとなり、地下シェルターで生活すれば何も問題が起きない。そのために核戦争を起こし都市に爆弾を落とすのは強烈だ。
■ストーリー
史上最高のゲームタイトルの一つ「Fallout(フォールアウト)」、それは持てる物などほとんど残されていない不毛な世界を舞台にした、持てる者と持たざる者の物語だ。世界の終末から200年後、快適な地下施設に暮らしていたはずの居住者は、地上へと足を踏み入れることになる。そこに待ち受けていたのは衝撃に満ちた世界、ウェイストランドだった。
■感想
ボルトは、地上が復興するのを待つために地下シェルターで生活していたのは建前で、すべては計画通りだった。ボルトのリーダーたちはあらかじめ決められた人物たちが冷凍保存され、適度なタイミングで解凍され各ボルトを管理していた。
ボルトの支配を強めるために地上を一掃したということらしい。過去のパートでグールがボルトや変な宗教的考えの者たちと交流している。この段階でだれが正義でだれが悪なのかわからない。ラストでグールはすべてを理解した状態で旅をしていたとわかる。
このエピソードですべての謎が判明した。グールはボルトを裏で操る真の黒幕を探していた。特殊な薬で不死の体を手に入れ200年も前から生き続けていた。ルーシーは父親が行った様々な悪行を知り、母親が逃げていたことも知る。
すべてを知った弟は、まだボルトにいる。そして、マキシマムはBOSの兵士として戦い、反乱軍のリーダーを倒したということで英雄とされるのだろう。シーズン2は様々な展開が想定され、かなり楽しみだ。シーズン2への相当な引きの強さがある。
ルーシーの父親はパワードスーツを着て黒幕の元に逃げる。グールはそれを追いかける。ルーシーもグールと旅を共にするのだろう。新たに地上を支配すると思われるBOSは、マキシマムがもしかしたら英雄となり力を手に入れるのかもしれない。
この状態でのシーズン2はとてつもなく楽しみだ。ボルト32や33は存在したまま。ルーシーの母親は骸骨状態で生き残っていたが消滅した。グールの家族がまだ生きていることは確実で、すべての黒幕がグールの奥さんである可能性すらある。
とてつもない物語だ。
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