DUNE デューン 砂の惑星


 2023.10.31    超巨大戦艦すら一飲みするサンドワーム【DUNE デューン 砂の惑星】

                     
DUNE/デューン 砂の惑星[ ドゥニ・ヴィルヌーヴ ]
評価:2.5

■ヒトコト感想
本作はシリーズ化される前提なのだろう。未来を見る能力があるポール。それだけでなく、声で相手に命令することで相手を思い通りに動かす能力もある。宇宙帝国の皇帝の命令で、一族で砂の惑星デューンへ移住する。まずこの砂の惑星が強烈なインパクトがある。全面砂の世界。超巨大なサンドワームがうろうろしており、巨大な戦艦すらもサンドワームに飲み込まれてしまう。

砂の惑星を統治するために活動するのだが、騙され父親が殺され一族は崩壊する。本作は序章でありこれからのポールの成長が描かれるのだろう。砂の惑星で、現地人たちに紛れ込み、復讐のために動き出す。スターウォーズシリーズのように長大な物語になるのだろうか?

■ストーリー
全宇宙から命を狙われる、たった一人の青年、ポール・アトレイデス。彼には未来を見る能力があった。宇宙帝国の皇帝からの命令で一族と共に〈砂の惑星/デューン〉へと移住するが、実はそれはワナだった!父を殺され、巨大なサンドワームが襲い来るその星で、ポールは全宇宙の未来のために立ち上がるのだが…

■感想
序盤は設定がわからない。超巨大な砂漠の惑星に、これまた超巨大な戦艦が着陸する。規模感がバグりそうになるくらいの巨大さだ。主人公のポールは、母親から特殊能力の訓練をさせられている。相手に向けて言葉を告げると、相手はその言葉通りに動いてしまう。

ポールはどこかの国の王子で、父親である王が帝国から命令を受けて砂漠の惑星を支配するために動きだす。砂の惑星が不気味で仕方がない。現地人も存在し特殊なスーツを着なければ砂の惑星では生活ができない。

ポールのたちを狙う組織が存在している。スキンヘッドのいかにも悪役風な国民たちだ。ポールの国は最新テクノロジーがあり、多くの超巨大戦艦をもっている。本作の売りは間違いなく砂漠の惑星だろう。超巨大な戦艦のひとつが、砂の上に着陸していると遠くから巨大なサンドワームが迫ってくる。

金属の塊である超巨大戦艦すら一飲みしてしまうほどの巨大なサンドワーム。この砂漠の怪物はちょくちょく登場してくる。人間の力が及ばないという象徴のように描かれている。

謎の組織の罠にはまり、父親は殺され仲間たちが皆殺しにされてしまう。巨大な戦艦は全て破壊され、ポールと母親だけが生き残るのだが…。ここからシリーズとしてポールの復讐劇が続くのだろう。現地人たちの仲間になり、特殊な能力を高めながら父親の敵討ちをする。

砂漠の民はサンドワームすらも手名付けている感がある。特殊な人々ではあるのだが、ポールの能力とカリスマ性から仲間になっていく。どことなくスターウォーズのような雰囲気がある。

砂の惑星の壮大さがすさまじいインパクトがある。



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