2024.7.10 二軍チームがオリンピックでメダルをとる【ボーイズ・イン・ザ・ボート】
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評価:3
■ヒトコト感想
実話を元にした物語。ワシントン大学の二軍のボートチームが勝ち上がり、最後にはベルリン・オリンピックにチャレンジする物語だ。金がないからとボートの二軍チームのオーディションに参加する。そこでは激しいトレーニングと体を鍛える日々が続く。二軍チームが一軍チームに勝つほど成果を出し始めると、監督は思い切った判断をして二軍チームを試合に出したりもする。
なぜ寄せ集めの二軍チームがここまで強くなったのかは特別描かれていない。オリンピックの本選に向かうまでに、様々な妨害がある。ワシントン大学がボートのメインストリームではないからなのか。妨害を乗り越えオリンピックに出場したとしても、そこでもルール変更などの問題が発生してくる。
■ストーリー
実話を基にした感動の物語。大恐慌の真っただ中、1936年ベルリン・オリンピック大会で弱小チームが世界中のエリートチームたちを相手に脚光を浴びていく。
■感想
金がない大学生が、給料をもらえるからとボートのオーディションに参加する。一軍は金持ちの子供たちで構成されたチーム。二軍はオーディションで合格した寄せ集めの貧乏学生のチーム。序盤から8人乗りのボート競技の大変さが描かれている。
前方に指示役の人物が座りピッチを指示する。ワシントンの二軍チームは、序盤は抑え目にピッチを抑え最下位の位置にいるのだが、後半に一気にピッチを上げて全チームをごぼう抜きしてしまう。この戦略で勝ち上がっている。
ワシントンの二軍チームの成績が良い。アメリカのボートオリンピック代表を決めるレースに、ワシントン大学としてどうすべきか。監督は自分の責任の元に二軍を代表とすることを決める。そのことについて出資者からクレームが来るのだが、監督や副監督が責任をとるということで二軍チームが出場することになる。
そして、代表のレースの場では…。見事にレースに勝利する。メンバーがよいのか。監督が良いのか。なぜ二軍チームがここまで強いのかは明確に示されていない。
実話をベースに描かれているのだろうが…。オリンピック代表を決める動きが複雑だ。ワシントン大学が出場するためには期限までに5万ドルを集める必要がある。それが集められなければ他の大学がオリンピックへ出場してしまう。
ワシントン大学の二軍チームは常にアウェイの状態で競技にのぞんでいる。オリンピック本選に出場した際にも、予選のタイムでレーンが決まるはずが、いつの間にかくじ引きにされていたり。実話をベースに厳しい状況が描かれている。
ボートのレースシーンは強烈だ。
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