アウェアネス 超能力覚醒


 2023.12.25     人を自由自在に操る能力【アウェアネス 超能力覚醒】


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評価:3

■ヒトコト感想
主人公のイアンは超能力をもっている。冒頭、イアンの超能力を使ったしょうもない万引きが描かれている。相手に対して幻覚を見せる。指を銃の形にして撃つマネをすると、相手は撃たれたと思い苦しむ。実際には撃たれていない。ちょっとした騒ぎとなり、イアンはある組織に狙われることになる。

イアンのように超能力をもつ者たちをパーシーバーと呼び、それを絶滅させようとする組織がある。対して、生き残ったパーシーバーのひとりはイアンを仲間に引き入れようとする。パーシーバーの能力はすさまじい。襲いかかる兵士たちを自分の思う通りに動かす。究極は手足を固定され、頭全体に鉄の覆いを賭けられたとしても少し水を飲むための穴が開くと、そこから相手を超能力で操作してしまう。

■ストーリー
イアンは世を忍んで父と暮らすティーンエイジャー。彼は「人に幻影を見せられる」という特殊能力を持っており、親子はそれを使いケチな盗みを働いて日々をしのいでいた。ある日、うっかりその能力を人目にさらしてしまったイアンは、謎の秘密機関から追われる身となる。必死で逃れながら、イアンはその能力を持つのが自分だけではないこと、また、これまでの人生がウソにまみれていたことを知るのだった。

■感想
イアンは超能力をしょうもないことに使っている。父親がコンビニから酒を盗む際に、酒が見えないように超能力で隠す。もっと大掛かりな超能力の使い方もあると思うのだが…。イアンは父親の方針で常に目立たないように行動させられている。

それは目立つと組織から狙われるからだった。イアンが目立ったことで組織から狙われることになる。そこに生き残りのパーシーバーがやってきてイアンを奪還しようとする。このパーシーバーはとてつもない超能力で組織の者たちを圧倒している。

イアンは組織とパーシーバーのどちらからも逃げながら、父親が実は偽物で、母親がどこかにいるために母親探しの旅を続けることになる。イアンは自分の出生の秘密や、組織で作られた超能力者が存在したことを知る。母親は植物状態になっており、そのため怒りで組織に復讐しようとする。

覚醒したイアンはパーシーバーをも上回る能力がある。イアンが大量の組織の者たちに対して、超能力で制御しすべての兵士たちが自分の頭に自分で銃を突きつける状態となったりもする。

パーシーバーの超能力が一番インパクトがある。その危険性に気づいており、細心の注意をはらっているのだが…。少しの穴で目が見えない状態でも遠隔地にいる者を操作してしまう。イアンはそれをさらに上回る能力を覚醒しつつある。

超能力者としての面白さは、相手を操作する能力だろう。極めつけはこの世に存在しない者を相手にいるように思わせることができる。何かを動かしたりするわけではなく、人を強制的に操作するのだがすべての超能力で一番強い能力かもしれない。

強烈なインパクトがある能力だ。



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