ワタシが私を見つけるまで


 2019.8.4      クリスマスはシングルのための日だ【ワタシが私を見つけるまで】

                     
ワタシが私を見つけるまで [ ダコタ・ジョンソン ]
評価:3

■ヒトコト感想
シングルを謳歌する女性たちが、様々な恋愛模様を繰り広げる物語だ。根本にはシングルを楽しめというメッセージがあるような気がした。基本は面白恋愛コメディとなっている。主人公のアリスは真剣な恋愛ができず悩む。親友のロビンはその太目な体格をものともせず、大っぴらにシングルを謳歌し、悩む女子たちに厳しい言葉をかける。

クリスマスはシングルのための日だ、なんて断言できるのはすばらしいメンタルの持ち主だ。仕事が忙しく恋愛が長続きしないが、子供がほしいメグ。ネットで恋人探しをする女など、独自路線をすすんでいる者たちの面白恋愛映画となっている。まぁ、みなそれなりの見た目をしており、男が寄ってくる時点で、そうではない人たちとは大きく異なるのだろう。

■ストーリー
シングルでいるのもラクじゃない。恋人は途切れたことがないが、ひとりでは背中のジッパーすら上げられない主人公アリス。 シングル・ライフを謳歌し毎晩パーティー三昧な親友ロビン。仕事に打ち込み恋愛を避けてきた産婦人科医メグなど様々な“おひとり様"が登場。眠らない街ニューヨークで、遊びまわるだけでは決して満たされることのない独身女性の葛藤をユーモアを交え軽快に描き出す。

■感想
アリスは恋人との関係を見直すために、冷却期間を提案する。そして、別の男を探すのだが…。やっぱり前の恋人が良いと考え、戻ることを提案するも元彼には新しい彼女ができていた。そこから、様々な男を恋人にするのだが、何かと問題がありうまくいかない。

シングルの女性たちの代表のように悩みが語られてはいるのだが根本が違う。シングルの悩みの大多数は、モテなくてということだろう。そこはすっとばし、いろいろな男と付き合うが、真剣に付き合えないというのがメインの悩みとなっている。

自由奔放にシングルライフを楽しんでいるロビンは強烈だ。太目の体格で、男にも積極的。逆に男がたじろぐほどに強烈な積極性を発揮している。ロビンはアリスたちに様々なアドバイスをする。そして、ちょくちょく名言を吐いている。強烈なインパクトはないのだが、この流れというのは、それなりにインパクトがある。

はなから結婚する気はなく、いろいろな男とセックスがしたい。ただ、それだけ。シングルであることを下げずむのではなく、ひたすらシングルを楽しんでいるタイプだ。

女医として仕事が忙しく恋人を作る暇がない。恋人同士になっても長続きしない。そんな女は子供を体外受精で授かることを希望する。恋人の男は驚き戸惑う。ネット上の恋人マッチングサイトで自分に合う恋人を探しだそうとするのだが…。

シングルの悲しさというよりは、不運な恋愛といった方が良いかもしれない。全体的にコメディタッチな内容ではある。出てくる女優たちは当然ながら美しい容姿をしているので、男たいにはモテることが前提の物語となっている。

モテないシングルはどうすればよいのだろうか。



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