トロールズ


 2020.11.10      いかにもアメリカらしいカラフルさ【トロールズ】

                     
トロールズ<特別編>
評価:2.5

■ヒトコト感想
カラフルな髪の毛と体の色も多種多様。原色ベースで赤や青やピンクのトロールたち。対して、不幸な生き物ベルゲンは、トロールたちを食べると幸せになれると言われている。ベルゲンとトロールとの関係は、人間とヒヨコくらいの大きさの違いがある。トロールからするとベルゲンは天敵で、ベルゲンに見つからないようにひっそりと暮らしている。

パーティが大好きなトロールたちは、激しく騒いで花火などを上げたためにベルゲンに見つかってしまう。ベルゲンにさらわれたトロールを助けるためにトロールのポピーはベルゲンの住処に向かうのだが…。ひねくれ者のブランチをお供に、ベルゲンから仲間を救うことができるのか。。。

■ストーリー
歌と踊りとハグが大好きな小さな生き物トロールたちは天敵のベルゲンから隠れて森で平和に暮らしていた。不幸な生き物のベルゲンはトロールを食べると幸せになれることを発見し、それ以来トロールたちを探し食べ続けていたのだ。トロールの王の娘であるポピーは、かつてベルゲンから仲間を守った父親に感謝を捧げようと大規模なパーティーを行うがベルゲンに見つかり、仲間のトロールはさらわれてしまう。

ポピーはひねくれ物のブランチから隠れ家を無理やり借りて残った仲間たちを隠し、単身でさらわれた仲間の救出に向かうが…。

■感想
青や緑やピンクの髪で体は同じくカラフル。歌と踊りが大好きなトロールは、天敵のベルゲンに見つからないようにひっそりと暮らしていたのだが…。ある日、ちょっとハメを外してしまったがために、ベルゲンの料理人に仲間がつかまってしまう。

見るからに不細工な表情で不幸を体全体で表現しているようなベルゲン。明るく歌って踊るトロールを食べることで幸せになるという、なんだかおかしな言い伝えがある。ベルゲンの王子はトロールを食べることを楽しみにしていたのだが…。

ポピーはさらわれた仲間を助けるためにベルゲンの住処に向かう。お供としては人一倍ベルゲンを忌避し恐れていたブランチだ。ふたりでトロールの下働きの女を仲間に引き入れて、捕らえられたトロールを助けだそうとするのだが…。

不幸なベルゲンはトロールを食べることで幸せになれると考えている。ただ、トロールはベルゲンの女に対して、自分で行動を起こすことで幸せになれることを示そうとする。ベルゲンの王子と下働きの女のラブロマンスは、なんだかヘンテコな面白さがあることは間違いない。

料理人はあくまでもトロールを料理して食べようとする。トロールたちはベルゲンを仲間に引き入れて幸せとは何なのかを語る。カラフルで髪の毛が長くぬいぐるみのようなトロール。いかにもアメリカのアニメ的なカラフルさと見た目をしている。

もしかしたら小さな子供のおもちゃとして人気なのかもしれないが…。日本では受けないタイプのキャラクターだろう。パッと見はスマーフのカラフルバージョンのような感じなのだが、キャラとしての個性はすさまじい。

続編があるらしいのだが、日本で流行るかは微妙だ



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