沈黙の刻 TRUE JUSTICE2 PART5


 2021.11.19      ロシアが原子爆弾を狙う【沈黙の刻 TRUE JUSTICE2 PART5】

                     
沈黙の刻 TRUE JUSTICE2 PART 5 [ サラ・リンド ]
評価:2.5

■ヒトコト感想
前作では原子爆弾を無事に奪還したかと思いきや…。仲間と思っていたCIAの職員が実は敵だった。爆弾が買い手にわたるのを防ぐためにケインが奔走する。仲間と思っていた男との直接対決もある。圧倒的な格闘能力をもつケインであるが、相手は頭が切れる男だ。本作のポイントはそれまでメインキャラとしての扱いだったキャラが、あっさりと死んでいくことだ。

今回も長年仲間として活動してきた男が、ケインとの直接対決であっさりと殺されている。前作で仲間のひとりがおとり作戦で死んでいるが、本作ではいつでも死ぬ可能性があるから注意しろとケイン自身が語っている。ロシアの組織の女がケインと共に爆弾を探しだそうとする。そろそろ結末に近づいている感がある。

■ストーリー
スティーヴン・セガール率いる秘密捜査官チームが犯罪者らを追い詰めるアクションの新シリーズ第5弾。スーツケース型の原子爆弾を探すケイン。タイムリミットが迫る中、彼は昔の友人の助けを借りて、爆弾が買い手にわたるのを防ごうとするが…。

■感想
ケインは原子爆弾を探し続ける。ひとつを見つけることに成功したのだが、それを奪い取ろうとする勢力がある。それまで仲間として爆弾を探していた男が、実は敵だった。ケインたちの圧倒的な戦闘能力はそれまでの犯罪者たちを圧倒していたが、今回は同等に戦う人物が登場してくる。

格闘でケインのチームと互角になるほどの強者たち。ロシアが原子爆弾に絡み始め、ケインと協力して爆弾を探し出そうとする。ケインのチームのIT担当が前作で死亡している。チームの主要メンバーは今回で何人か死ぬのでは?と思わせるほどの危機感がある。

ロシアの担当者はケインの協力を受け原子爆弾を制御しようとする。もうひとつ存在するはずの原子爆弾を探すことにも注力しながら、ロシア内部でのもめごとも起こる。ここでも、ケインの圧倒的な格闘能力でロシアの担当者をのしている。

原子爆弾が何者かに奪われ、買い手にわたるのを防ぐためにケインは奔走する。それまで共に戦ってきたCIAの担当者が実は裏切っていた。この担当者とケインの対決はかなり緊迫感にあふれている。一瞬の攻防で全ての決着がつくのもまた本シリーズの特徴かもしれない。

長大なシリーズとなってはいるが、そろぞろ結末に近づいているのだろう。敵の幹部たちにもその名がとどろきつつあるケイン。ケインがいることが計画の妨げになっているのは明らかだ。新たな登場人物もケインを止めることはできない。

ケインの強さは圧倒的で、誰が相手だろうと圧倒的な格闘能力で制御している。チームの主要メンバーたちも、ケインに引っ張られるようによりパワーアップしている。身近な仲間が死んだショックは一時的なものとしてあるのだが…。

シリーズの終わりは近い。



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