ザ・スクワッド


 2020.8.27      強盗団と警察の激しい銃撃戦【ザ・スクワッド】

                     

評価:2.5

■ヒトコト感想
パリ警視庁の特殊捜査チーム。刑事セルジュが宝石店強盗を捜査する。強引な捜査で恐れられるセルジュ。強盗の犯人として因縁の男アルミンを逮捕したのだが…。誤認逮捕という結果にさせられる。責任をとりチームを解散させられるセルジュ。

そんな状態ではあるが、新たな強盗事件が発生する…。セルジュのチームは命令を無視して強盗を追いかけるのだが…。激しい銃撃戦が印象深い。強盗団はまるで軍隊のように武装されており、刑事だろうがお構いなしに射撃する。強盗団が奇妙なお面を被りながら激しい銃撃戦の末逃走するシーンは強烈なインパクトがある。そこから先では、刑事たちが個別に動き、強盗団を次々と仕留めていく。激しい殺し合いの作品だ。

■ストーリー
過激かつ暴力的な捜査で犯罪者達からも恐れられる、パリ警視庁・特殊捜査チーム率いる伝説の刑事セルジュ(ジャン・レノ)。宝石店で発生した強盗殺人事件を 追っていた彼は、かつて自ら逮捕したことのある因縁の男アルミン・カスペールが主犯だとにらむ。強引な捜査手法でカスペールとその一味を連行したセルジュだったが、強硬な取り調べにも関わらず決定的な証拠は出ず、別人の犯行である可能性が高まる。

やがてカスペール達は釈放され、日頃から上層部から目をつけられていたセルジュは、誤認逮捕の責任を問われ、チーム解体とともに捜査を外されてしまう。そんな中、またしても同一犯とみられる強盗事件が発生。セルジュと特捜チームは命令を無視し、事件現場へと向かう。すると追い詰められた犯人たちはパリのど真ん中で銃火器を乱射、事件は一般市民を巻き込んだ壮絶な銃撃戦へと発展。果たして、連続強盗事件の裏に隠された真相とは! ?

■感想
過激な刑事であるセルジュ。チームメンバーは独特だが、リーダーシップのあるセルジュに心酔している。セルジュと共に宝石店の強盗犯を捕まえたかと思ったが…。アルミンは証拠不十分で釈放されてしまう。そこから、セルジュのチームは解体され、閑職へと追いやられるのだが…。

セルジュのチームは独自の動きをしてカスペールを追いかけ続ける。別の宝石店での強盗シーンでは、セルジュたちが到着した途端、店から謎のマスクをかぶった武装した男たちが車に乗り込もうとしている。

カスペールの強盗団はすさまじい武装をしている。追いかける刑事たちを躊躇なくマシンガンで銃撃する。当然ながら、防弾チョッキを着ているのだが、セルジュたちのチームの中でも犠牲者が発生する。カスペールを追い詰めたかと思いきや、銃の弾が切れたため、仲間が撃ち殺されたりもする。

カスペールたちに対抗するには、セルジュたちのチームメンバーが独自に動く必要がある。格闘がメインの刑事は、激しい用心棒たちと対決し、情報を得ることに成功する。

カスペールとの激しい銃撃戦は容赦のないマシンガンの乱射と激しいカーチェイスが続く。そして、それぞれがまるで相手をわかっているかのように、ひとりひとりが追いかけ続ける。

最後の最後には、一対一の対決となる。セルジュはカスペールを共倒れ覚悟で決死のタックルにいく。ここまで激しく刑事や犯人が死んでいく物語もないだろう。セルジュの上司が、なんだかんだと結局はセルジュを評価しているのだが…。それでよいのだろうか?と思わずにはいられない。

強烈で激しい銃撃戦描写だ。



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