2020.3.21 世界中に熱狂的なファンが存在した【ザ・ビートルズ eight days a week】
ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK -The Touring Years DVD スペシャル・エディション/ザ・ビートルズ
評価:3
■ヒトコト感想
ビートルズと言えば、自分が生まれる前に活動していたイギリスのバンドで、誰もが知っているバンドだ。有名な曲であれば誰もが一度は聞いたことがあるだろう。そんなビートルズの活動をドキュメンタリーとして描いたのが本作だ。まずファンの熱狂ぶりには驚かずにはいられない。その熱量のすごさは他のバンドを圧倒してる。
ビートルズのフィーバー具合はすさまじく、ライブを見に来たファンが失神したりもする。そんなビートルズもさまざまな問題があったのだろう。過去の映像と現在のインタビューを合わせながらビートルズを振り返っている。世界中で熱狂を巻き起こしたスターたち。バンドがメインとして映画を撮るなんてのは当時としてはかなり異質だったのだろう。
■ストーリー
ロン・ハワード監督が、ビートルズの知られざる姿を彼らのライブ活動期に焦点を当てて明らかにしたドキュメンタリー。厳選したライブシーンを中心に、関係者のインタビューなどから彼らの社会的、文化的な意味に迫る。
■感想
ビートルズの有名な曲は誰もが一度は聞いたことがあるだろう。ビートルズがデビューしてから世界中でブームになるまで。今のどんなに有名なスターであっても、当時のビートルズほどの熱狂は生まれないだろう。ライブに世界中を周る。いく行く先々では国賓なみの扱いを受ける。
警備を厳しくしなければ大変なことになるからだろう。イギリスからアメリカへ。そこでも熱狂はおさまることを知らない。揃いのスーツに特徴的なおかっぱ頭。当時の熱狂ぶりが画面から伝わってきた。
世界各国で熱狂的ファンが存在するビートルズ。自分的には有名な曲はわかるが、それ以外はほとんど知らない。というかビートルズ主演で映画を撮っていたということにも驚いた。バンドが主役の映画というのもなかなかないだろう。それだけ世界中で注目された存在だったのだろう。
ドキュメンタリーだが、メンバ間の問題や金の話などの生々しい部分は描かれていない。ただ、デビューしてから世界の熱狂をメンバーたちはどのような思いで見ていたのかが語られている。
当時の映像と現代のインタビューが盛り込まれた本作。ビートルズメンバの現在の姿もある。他の有名人から見たビートルズの姿もある。あまりの熱狂ぶりに反発するような行動をとったりもする。長期の休暇で何をしたかというと、音楽活動の下地になるようなことをしている。
ビートルズのメンバは純粋に音楽活動を楽しんでいたのだろう。特に楽曲を作ることに関して、かなり熱をいれていたようだ。熱狂的なファンに囲まれるライブには嫌悪感をいだいているようにも感じられた。
ビートルズを知らない世代が見ると驚くだろう。
おしらせ
感想は下記メールアドレスへ
(*を@に変換)
pakusaou*yahoo.co.jp