ターザン:REBORN


 2019.4.5      ターザンの予想外の知的さ【ターザン:REBORN】

                     
ターザン:REBORN
評価:3

■ヒトコト感想
幼いころにジャングルで動物に育てられた男ターザン。美しい妻のジェーンを手に入れ貴族となったターザンは、生まれ故郷に戻ることになったのだが…。まずターザンが出世し知的に変貌しているというのが、皆がイメージするターザンとは異なっている。ジャングルで育ったので粗暴で常識がなく、知能の足りない人物かと思いきや…。

動物に育てられたので動物の言葉が理解でき、なおかつ知的でカッコよく政府からも信頼された貴族。極めつけは美しい妻まで手に入れている。まさに完璧なターザンが、生まれ故郷に戻り、故郷を守るために侵略者たちと戦う物語だ。ターザンのカッコよさと動物、とくにゴリラの迫力ある映像がポイントかもしれない。

■ストーリー
ロンドンで美しき妻と裕福な暮らし送る英国貴族。彼の名は“ターザン"。 産まれて間もなく、海難事故に巻き込まれ、コンゴのジャングルで動物たちに育てられたのだ。そして、スマートにしてワイルド、アンバランスな魅力を兼ね備え、すべて手に入れた彼は、政府でも一目置かれる存在だった。ある日、政府の命により、外交の為、妻ジェーンとともに故郷へ戻る。しかしそれは、タ?ーザンに仕向けられた罠だったのだ。

故郷は侵略され、ジェーンはさらわれてしまう。 愛する妻と故郷を救うため、持てるすべてを投げうちジャングルに戻ること決意するターザン。果たしてターザンは、己の野生を呼び覚まし、すべてを取り戻すことが出来るのか??

■感想
小さな子供がジャングルでサルに育てられたなんて話を昔聞いたことがある。当然ながらまともな教育を受けていないので、動物のような行動をとっていた。本作は、そんな動物に育てられたターザンが故郷を守るために大活躍する作品だ。本作のターザンは知的でカッコよい。そして、政府に頼りにされたりもする。

そんなターザンが、政府の命令で育ったジャングルに戻るのだが…。妻のジェーンと共に戻るが、そこで故郷が侵略されジェーンがさらわれてしまう。ひたすら不運な状況が続いていく。

ターザンは人間と比べると筋肉隆々でたくましくてカッコよい。ただ、ジャングルに戻るとゴリラの群れに囲まれたりもする。さすがのターザンもゴリラのリーダーと対決するのだが、ゴリラには負けてしまう。ゴリラの迫力がすさまじい。

ターザンは動物の言葉を理解できるため、ターザンは、ゴリラのリーダーに自分を認めさせるために戦うことになる。ジェーンはさらわれるのだが、そこでも現地人たちと協力することで危機を脱する。美人妻であるジェーンがジャングルでものすごいアクションを繰り広げる。

本作の見どころの一つは間違いなく動物たちの映像だろう。ゴリラのリアル感がすさまじい。ターザンと戦うゴリラの肉体や、様々な動物たち。人間は銃を使うことで圧倒的な暴力を動物たちにふるう。

ターザンの言葉で印象的なのは、ゴリラのリーダーだけを銃で倒したとしても、手下のゴリラたちにあっという間に体を引き裂かれると語る部分だ。ターザンが動物たちと会話し、ジュアングルを守るために活躍する。あの弦につかまった状態で飛び回る印象的なシーンももちろんある。

ターザンの知的さが意外すぎる。



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