スターゲイト


 2021.8.29      異世界はまるで古代エジプトのようだ【スターゲイト】

                     
スターゲイト
評価:3

■ヒトコト感想
エジプトで見つかった謎のリング状の物体。それをくぐると別の銀河の星に移動できる。言語学者のジャクソンとオニール大佐がスターゲイトを抜けて調査へ向かう。まず、到着した異星は、まるで古代エジプトのように砂漠の中に石作りの建物がある状態となっている。異世界に到達したジャクソンたちは、現地人たちの勘違いから守護神ラーと思われてしまう。

この星の支配者として、まるでツタンカーメンのような仮面を被った集団が登場してくる。明らかに文明のレベルが違う。正体は別の星からきた異星人なのだが、現地人の肉体を借りて支配している。ジャクソンたちと対立するのだが、この支配者たちの高度な兵器に勝つことができない。異星人たちの仮面が自動で下がるシーンは強烈だ。

■ストーリー
エジプトで20世紀初頭に発見されたリング状の物体は、星間移動装置<スターゲイト>であることが判明する。ゲイトの謎を解いた言語学者ジャクソンは、オニール大佐が率いるプロジェクト・チームに加わって、ゲイトに足を踏み入れる。異次元空間を抜けて到着したそこには、未知の文明とサイコパワーを持つ守護神ラーが待ち受けていた……。

■感想
冒頭、スターゲイトの不気味感はすさまじい。ロボットを投入したところ、はるかかなたの銀河へ到達している。戻れる保証のない危険な任務に対応するのはジャクソンとオニールの部隊だった。スターゲイトを通るとそこには一面砂漠の世界がひろがっていた。

一瞬、別の星に来たのではなく、タイムスリップして古代のエジプトにきたような雰囲気だ。現地人たちも、文明のレベルは低い。言葉が通じない状態ではあるがオニールが何かしら行動を起こそうとしているのがうかがい知れる。

異世界では高度な文明をもつ謎の集団がいる。ピラミッドのような巨大な宇宙船が登場し、その中からまるでツタンカーメン王のような仮面をつけた人物が登場してくる。手に持つ杖からはビームのようなものを出し威嚇する。明らかに地球よりも文明のレベルが高い者たちだ。

ジャクソンやオニールは捕らえられてしまうのだが…。驚きなのは、ジャクソンはビームで殺されたはずがすぐに蘇っている。それこそ、高度な文明により人間の体を修復する機器があるということだ。これがあるからこそ、現地人の体を奪い取ることができたのだろう。

オニールは高度な文明が地球にやってくることを恐れ、スターゲイトを爆破しようと考える。それを阻止したのは高度な文明の者たちだった。ラストではジャクソンたちを地球に帰して、オニールだけが犠牲となりスターゲイトを破壊するのかと思いきや…。

高度な文明がもつ物体を転送させる装置に爆弾を放り込んで、ピラミッド型の宇宙船内部に爆弾を転送さえるというとんでもなくアクロバティックな行動をとる。結局、高度な文明をもつピラミッド型の宇宙船は大爆発してしまう。

ツタンカーメンの仮面のようなものを被った人物は強烈なインパクトがある。



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