2020.5.18      美人女子高生が寡黙なイケメン教師に恋をする【先生!、、、好きになってもいいですか?】
      
                                 
            
            先生! 、、、好きになってもいいですか?[ 生田斗真 ]
            評価:3
            
            ■ヒトコト感想
            寡黙な教師が女子高生に好かれるという、少女漫画の典型というようなパターンだ。まず教師の伊藤役が生田斗真というのがズルい。ぶっきらぼうだが、実は優しくひそかにモテるタイプの男だ。同僚の女教師からも好かれたり。響が興味を示しても「やめておけ」とぶっきらぼうに言う。こんな教師はいないだろう。
            
            教師と生徒の禁断の関係をさわやかに描いてはいるが、体がかゆくなるような展開が目白押しだ。高校生くらいであれば、年上に憧れるのだろう。純粋すぎる響にとっては、同級生のことはもう目に入らない。この手の作品であれば、響のことが好きな同級生が登場してくるのだが…。本作では純粋に響と伊藤の許されざる恋模様が描かれている感じだ。
            
            ■ストーリー
            高校2年生の響(広瀬すず)は、ちょっと不器用でまだ恋を知らない17歳。そんな響が生まれて初めて本当の恋をする。その相手は口ベタだけれど生徒思いな世界史の教師、伊藤(生田斗真)だった。「好きになってもいい?」「俺はやめとけ」そういわれても、どうしようもなく好きで―。そんな真っ直ぐすぎる想いがゆっくりと伊藤の心を溶かし始めていく。
            
            最後に“きちんとフラれるため"向かった屋上で、伊藤は突然、響を抱き寄せてキスをしてしまう。動揺する響だったが、事態は響の知らないところで急速に変化しようとしていた。2人を引き離そうとする大人たちと、響を熱い友情で支え応援する仲間たち。様々な思いが交錯する中、響の初めての恋の行方は…?
            
	        ■感想
	        可愛い女子高生に好きだと言われる。相手の教師はぶっきらぼうで、つれない態度をとるイケメン教師。典型的な少女マンガのパターンだ。ウブでいちづな女子高生・響。イケメン教師の伊藤。同僚には美人女教師やイケメン教師がいる。
	        
	        そんな中で高校生男子は美人女教師に恋をして女子高生はイケメン教師に恋をする。響だけが異端という扱いで伊藤に興味を示す。客観的に見ると伊藤のイケメン具合はすさまじい。こんな教師がいたら、間違いなく女子高生にキャーキャー言われるはずだが、そうなってはいない。
	        
            響のいちづな思いは強烈だ。最初の段階では伊藤はクールに「俺はやめておけ」という。この影のあるキャラが最高なのだろう。美人女教師が伊藤に言い寄ってきても、伊藤はさらりとふってしまう。なぜここまで女を寄せ付けないかの理由はない。
            
            響のいちづな思いが通じて、伊藤と響はいい感じになる。この流れは定番だが、響役が広瀬すずというのはできすぎているだろう。伊藤がかっこよく、そして同級生からのちょっとしたアプローチをまったく寄せ付けない響のガードの固さも良い。
            
            少女漫画の典型的な流れかもしれないが、それなりにインパクトはある。響と伊藤の関係が周りにバレて伊藤が飛ばされるのはもはや定番的な流れだろう。そこから先では、響は寂しく卒業式を迎えるのだが…。明らかにこの後何かあるという展開が見え見えだ。
            
            主演が現実ではありえないふたりの可愛さとかっこよさなので現実感はないが、夢見る少女にとってはたまらない展開なのだろう。どことなくだが、昔のドラマの「高校教師」に近い雰囲気を感じてしまった。
            
            少女漫画的な展開だ。
            
            
            
            
            
          
          
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