サボタージュ


 2020.2.6      シュワちゃんの肉体は健在だ【サボタージュ】

                     
サボタージュ
評価:3

■ヒトコト感想
シュワちゃんが年をとってもなおその肉体の巨大さをアピールする作品だ。眉毛が白くなってもすさまじい体は健在だ。麻薬取締局の特殊部隊のリーダーとして癖のある隊員たちを率いている。麻薬組織のアジトを襲撃し壊滅させ金までせしめとったはずだが…。奪ったはずの1000万ドルはどこかに消えていた。

そこからチーム内に不協和音が生じ始める。そして、チームメンバーが次々と何者かに惨殺されていく。屈強な特種部隊の兵士が惨殺される。壊滅させた組織の復讐かと思いきや…。リーダーのジョンと地元の女刑事が事件を調査し、驚きの真実が判明する。屈強な男が無残に殺されていく。相手は特殊部隊以上の力をもっているということだ。

■ストーリー
最強の9人が<標的>から<容疑者>に変わる――アメリカの麻薬戦争において多大な功績を挙げてきたジョン・ウォートンは、DEA(麻薬取締局)最強の特殊部隊を率いるリーダー。8人の部下を指揮し、麻薬カルテルのアジトへの奇襲作戦を実行したジョンは、見事な戦術で敵の制圧に成功する。しかし一味の隠し金1000万ドルの札束が忽然と消え、ジョンの部下たちが1人ずつ何者かに惨殺される不可解な事件が発生。

それはジョンへの恨みを晴らそうとする麻薬組織の仕業なのか、それともチーム内の何者かの犯行なのか。ジョンと地元の女性刑事が捜査を繰り広げるなか、チームのメンバーは疑心暗鬼に陥り、猟奇的な連続殺人はさらなる異常な展開を見せていくのだった……。

■感想
麻薬取締局の最強特殊部隊。麻薬犯罪組織のアジトに踏み込み、激しい銃撃戦を繰り広げあっさりと制圧してしまう。そして、組織がため込んでいた金を奪い取るのだが…。ここで金が行方不明となる。疑心暗鬼となり仲間を疑いだすチームメンバーたち。

そんな最中に仲間のひとりが殺されてしまう。仮にも特殊部隊の隊員が、無残に殺されてしまう。相手はどのような人物なのか。昔壊滅させた麻薬組織が復讐を始めたのだろうか。チームリーダーであるジョンが仲間をまとめようと必死になる。

隊員たちが次々と惨殺されていく。地元警察の女刑事とジョンが調査をする中で、異常な殺人はエスカレートしていく。ここで、ジョンたちも観衆も、今までチームが壊滅させた麻薬組織の復讐ではないかと思い始める。

巨大な麻薬組織の殺し屋がチームのメンバーを狙っている。それに気づいたジョンたちは、麻薬組織のアジトへ突入する。ここでも激しい銃撃戦が繰り広げられ、そして組織を再び壊滅させることに成功するのだが…。それでもチームメンバーの惨殺は終わらない。

ジョンは実は過去に麻薬組織に家族を人質にとられ、惨殺された経験があった。そのことがトラウマとなっているジョン。女警察と共に調査を続けると驚愕の結末がまっていた。激しい血みどろの戦いが繰り広げられる。

ラストでは激しいカーチェイスと最後の差後にはジョンが真の目的を果たすことになる。シュワちゃんの肉体はすばらしいが、いかんせん、顔の老け具合はどうしようもない。眉毛までも白髪となっていると、さすがに老いは隠せないのだろう。

シュワちゃんの迫力ある演技は老いても変わらない。



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