サバイバー


 2019.7.17      新型テロリストと対決【サバイバー】

                     
サバイバー [ ミラ・ジョヴォヴィッチ ]
評価:2.5

■ヒトコト感想
エリート外交官のケイトが、テロリストの入国を阻止するため奮闘する。ケイトが能力が高すぎるために怪しげな人物に気が付いてしまう。今まで、あっさりと不法入国できていたテロリストたちは、ケイトが邪魔になり、ケイトの暗殺を考える。最強最悪のテロリストである時計屋から狙われることになるケイト。

冷酷非道な時計屋は、ケイトを執拗に付け狙う。そして、逃亡するケイト。巧みな情報操作でケイトがすべての元凶だということにされてしまう。テロの脅威に気づき、テロを阻止することと、イギリスの警察やアメリカの外務省から逃げながらの対応となる。大晦日のタイムズスクエアで異端なテロが計画されている。ケイトはそのテロ計画を阻止することができるのか。

■ストーリー
ロンドンの米国大使館に派遣されたエリート外交官で危機管理の専門家ケイト・アボット。彼女の任務はアメリカへの不法入国を狙うテロリストたちを阻止すること。年の瀬も押し迫った12月29日、ケイトはある不審な入国者に気が付くが、直後爆破テロに巻き込まれ、その犯人としてアメリカ国家、イギリス警察、そして最凶最悪のテロリスト“時計屋"から追われることになる。

必死の逃亡を続けながらも、大晦日のNYタイムズスクエアにテロの脅威が迫っていることを知ったケイトは厳重な警備の目をかいくぐって、一人ニューヨークへ飛ぶ。果たして、たった一人で100万人を救うことが出来るのかーー?

■感想
ケイトはイギリスへ入国する怪しげな人物をかたっぱしから厳しくチェックしていく。その過程で、怪しいテロリストを拘束したのだが、上司からの横やりが入り、無条件で男を開放することになる。このあたりで、ケイトだけが知らされていない何かがあるのでは?という思いが強くなる。

上司ぐるみの不正。ケイトの能力が高いために、テロリスト組織から狙われることになる。凄腕暗殺者の時計屋がケイトを狙う。時計屋役が、元ジェームスボンド役なので、ゴリゴリの悪役には違和感しかない。

時計屋からの攻撃をかわしながら、テロ阻止に奔走するケイト。時計屋の暗躍により仲間が次々と犠牲になり、すべてはケイトの責任とされる。このあたり、ケイトの仲間は外務省の直属上司とIT担当だけ。イギリス警察からも暗殺者として狙われる始末。

まさに八方ふさがりな状況で、ケイトはわずかな協力者に助けられ逃げ続ける。この状況は強烈かもしれない。それと共に、アメリカ外務省の高度にIT化されたシステムには驚かずにはいられない。ケイトがどこに行こうと常に監視することができる。

ケイトはテロリストたちの目的を察知する。爆弾テロ事件もレベルアップしており、普通の爆弾を使わなくなっている。ガス爆弾を使用し、周りから疑われにくい状況となっている。大晦日のタイムズスクエアでテロを実行しようとする者たち。必死で阻止しようと奔走するケイト。

ハラハラドキドキの中に、終始無表情で暗殺を実行していく時計屋が恐ろしい。時には仲間さえもあっさりと殺してしまう。最後に派手な花火を打ち上げるのか。

ジェームスボンドが暗殺者をやっているようで違和感がある。



おしらせ

感想は下記メールアドレスへ
(*を@に変換)
pakusaou*yahoo.co.jp