レッド・ダイヤモンド


 2020.7.5      元カノに騙されマフィアと対決【レッド・ダイヤモンド】

                     
レッド・ダイヤモンド [ブルース・ウィリス]
評価:2.5

■ヒトコト感想
凄腕の泥棒ジャックと元恋人のカレンがふたたびコンビを組んでマフィアのボスであるエディから秘宝レッドダイヤモンドを盗もうとする。序盤ではジャックとカレンの微妙な関係が描かれている。ジャックと再会したカレンのおなかは膨らんでいた。ジャックの子供ということで、ジャックは仕方なくカレンの手助けをする。

これが実はカレンがジャックを味方に引き入れるための策略だった。すべての黒幕であるエディの存在感はすさまじい。裏切りの連続でジャックははめられたことに気づくのだが、それでもカレンのために行動する。ジャックの仲間たちがそれぞれの専門に特化した、まるで傭兵のような雰囲気が良い。ジャックのために協力する仲間たちとの絆は強い。

■ストーリー
凄腕の泥棒ジャックの元に現れた元相棒であり恋人のカレン。カレンはジャックの前から突如姿を消し音信不通だったが、マフィアのボスであるエディの依頼を失敗した為、組織から追われていた。エディの信頼を取り戻すため、ジャックに手伝ってくれるよう頼みに来たのだった。ジャックと彼のチームはカレンの仕事を手伝うことにしたが、エディの放った刺客の襲撃に遭う。壮絶な銃撃戦の末、宝石の強奪に成功したジャックだったが、カレンがエディに捕まり人質となってしまう。エディから脅迫され、時価総額5億ドルの秘宝レッドダイヤモンドを盗むべく最後の勝負に挑む。裏切りが当たり前の悪党だらけの世界で、最後に笑うのは誰だ! ?

■感想
ジャックはチームを組んで泥棒として活動している。ジャックの仲間にはスナイパーである若い女がいる。凄腕の仲間たちと仕事を成功させるのだが、そこに元恋人のカレンがやってくる。思わせぶりな言葉を告げるカレン。カレンのおなかが大きいことを見てジャックはカレンの手伝いをすることを決める。

現在の彼女や仲間たちからは非難されるが、ジャックは折れない。ここでは自分に負い目があるからこそカレンの手伝いをすると決めたのだろう。自分の子供かと疑うことはいっさいない。

ジャックとカレンはエディに狙われることになる。マフィアのボスであるエディに狙われるのは死を意味する。カレンが過去、エディの仕事に失敗したためにエディからつけ狙われていた。ジャックの仲間たちはカレンのせいでジャックが狙われることに不満をもつ。

ジャックがチームを集め、困難なミッションに挑戦するのだが…。ジャックは自分がカレンに騙されていたと知る。カレンのおなかが膨らんでいるのは、そこにダイヤが隠されていたからだった。こうなるとジャックがずいぶんと間抜けのように見えてしまう。

ジャックのチームとエディのマフィアが戦いを繰り広げる。エディの強烈な残酷性を示すことでジャックの対決相手が巨大ということを描いている。ジャックとカレンのアクションが続き、そこからジャックのチームが躍動する。特にスナイパーは最後の最後に良いとこどりをしている。

スナイパーの女がカレンに地味に嫉妬している場面など、チーム内での不和や葛藤などがジャックを困らせている。ラスボスであるエディをいやにあっさりと倒してしまうのは、少しがっかりした。

エディを演じるのがブルースウィルスなのが良い。



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