レッド・ブロンクス


 2021.10.9      若きジャッキーのすばらしいアクション【レッド・ブロンクス】

                     
レッド・ブロンクス [ ジャッキー・チェン ]
評価:3

■ヒトコト感想
なつかしのジャッキー映画。香港のクーン刑事が、ブロンクスのギャングとゴタゴタがあり、その後、ダイヤ密売のホワイトタイガーと対決することになる。ジャッキーのアクションを見るためだけの作品だ。叔父のスーパーマーケットがギャングたちにめちゃくちゃにされた仕返しとしてギャングのたまり場に乗り込むシーンが良い。

大勢のギャングたちをクーン刑事がひとりで大立ち回りをし、すべてを倒している。いつものジャッキーのアクションはすばらしい。そこにホワイトタイガーのブラックスーツを着た男たちが乗り込んでくる。スーツをきた大男に対してパンチを繰り出すが、大男には効かない。スパナを持ち出しあっさりと相手を制圧するシーンは秀逸だ。

■ストーリー
香港のクーン刑事はスーパーマーケットを営む叔父の結婚式に出席するため、休暇を利用してニューヨークのブロンクスにやって来た。店に"保護料"と称して金をせしめに来た不良どもと一悶着繰り広げたクーンは、背後に警察をも恐れるダイヤ密売シンジケート「ホワイト・タイガー」の存在があることを知る。やがて事態は思わぬ方向へと進み、彼らに命を狙われるハメになったクーンは、絶対不利の状況の中、ひとり闘いを挑む! クーンの休暇は終わったーー!

■感想
若きジャッキーのアクションが思う存分楽しめる作品だ。序盤はクーン刑事がちょっとコメディチックな動きをする。スーパーの新オーナーである女性とちょっといい感じになってみたり。ギャングたちがコナをかけてきたとしても、あっさりと撃退している。

そこから、近所の車いすの男の子の姉がギャングのメンバーだと知り、ギャングにリンチされたり、仕返ししたりとゴタゴタが続いていく。やはり見どころはジャッキーのアクションだ。椅子やテーブルを使ってのアクションはすばらしい。

スーパーがギャングたちにめちゃくちゃにされる。怒りのクーンはギャングのたまり場に押し入り、ギャングたちをボコボコにする。一対多だとしても、利用するモノが多ければクーンは相手を圧倒する。ギャングたちが次々と倒される場面は爽快だ。

ラストはギャングのボスと一対一の対決をするのだが…。ギャングたちとのゴタゴタのさらに上を行くのがホワイトタイガーたちだ。銃をもちだしギャングたちを圧倒する。そして、車いすの男の子やその姉が人質となり、クーンは助けるために奔走する。

ギャングとはけた違いなガタイと銃をもった黒服の男たち。クーンであってもカンフーで戦うのだが、なかなか倒すことができない。パンチが効かないとわかると、スパナなどを持ち出して黒服を倒している。ラストはホバークラフトで街中を疾走する。

ホバークラフトは今となっては懐かしい乗り物かもしれないが、それが街中を走るシーンは強烈だ。次々と悪者たちがホバークラフトに轢かれていくのだが、車とは違い潰されるわけではなく、空気で浮いているのでちょっと傷がつくくらいだ。

懐かしの作品ではあるが、若きジャッキーのアクションはすばらしい。



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