2020.8.30 まるでXファイルのような流れ【プロジェクト ブルーブックS2 #1】
Project Blue Book -- Exposed
評価:3
■ヒトコト感想
昔の「Xファイル」のような作品なのだろう。海外の連続ドラマでそれもシーズン2から見るという暴挙なのだが…。ロズウェル事件を描き、UFO墜落を政府が隠蔽したことに鋭く突っ込む者たちを描いている。シリーズとして売りがまだよくわからない。
オチは何も解明されないまま終わるのか。とりあえずの#1としては、過去に隠蔽された謎の飛行物体墜落事件が、今になって騒がしくなる。誰が過去の謎をまたほじくり返そうとしているのか。軍が絡み、情報統制を行う。そして、過去を知る怪しい人物に軍は近づくのだが…。実はその人物は新たな騒動を起こそうとはしていなかった。すべての鍵を握るのは…。というよいところで終わっている。この引の強さはXファイルと同様だ。
■ストーリー
1952年から1969年までアメリカで謎の飛行物体や光が次々と目撃され、空軍と政府は極秘裏に目撃情報を捜査することにする。その調査のコードネームこそが「プロジェクト・ブルーブック(Project Blue Book)」である。シーズン2では冷戦が深刻化し、新たな政治的脅威がプロジェクト・ブルーブックに迫るなか、アレン・ハイネック博士とマイケル・クイン大尉はUFOの陰謀の真実を突き止める。
ロズウェル事件など過去の隠蔽工作とエリア51などの新たなUFO事件のつじつまが合わず、二人は拡大する世界的陰謀のみならずUFOの起源そのものを問わざるを得なくなる。
■感想
謎の飛行物体の正体は何なのか。ロズウェル事件など、ある意味定番となったパターンだが…。観衆は謎の飛行物体は地球外生命体が乗っており、その真実を政府はつかみながらも、隠蔽し秘密にしている。エリア51など、実は政府は宇宙人と連絡をとっており、何かしら協定が結ばれている可能性すらあると想像してしまう。
謎の飛行物体が墜落したのだが、政府はそれを観測用の気球が墜落したと発表した。実は地元の人間たちはすべてを目撃しているのだが、軍の力でみな黙らせられたと言う流れらしい。
この手の話は昔から言われていた。その流れは踏襲しつつ、現代でも新たな問題が発生する。今になって過去の事件の真実を公にするという手紙がくる。慌てる軍関係者たち。ただ、その手紙の送り主はわからないまま。
Xファイルのように、政府や軍の思惑に反して、自ら真実を暴くために独自に動き出す。多少強引なことをしながらも真実を暴き出そうとする。Xファイルのモルダーとスカリーのようなコンビが、謎を解き明かす。UFOを自作する地元民など、何かがおかしい雰囲気はある。
UFOの起源や世界的な陰謀まで拡大していく本作。そして、謎の手紙の差出人は誰なのか…。ラストではまるで宇宙人が自らの存在を世間にアピールするために、今になって様々な動きをしているような流れとなっている。謎の飛行物体の扉が開き、そこから登場するのは?というところで終わっている。
シーズン2の#1としてはこれ以上ないほど強烈なインパクトがある。続けて見るか、もしくはシーズン1から見直すのか、は未定だが、Xファイルが好きだった人は間違いなくはまるだろう。
久しぶりに海外の連続ドラマを見るかもしれない。
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