ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル


 2019.6.4      特殊な機器のオンパレード【ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル】

                     
ミッション・インポッシブル / ミッション インポッシブル: ゴースト プロトコル - ブルーレイ
評価:3

■ヒトコト感想
ミッションインポッシブルシリーズの第5弾。今回はイーサンがIMFから存在を抹消され、その後、ごく少数のチームで世界の危機を救うという物語だ。敵キャラクターとして天才科学者が登場し、そこからクレムリンの爆破や核ミサイルのコードまでまさに特殊な状況が目白押しとなる。

イーサンのチームは、本作の目玉である特殊な機器を使い、敵から核ミサイルのコードを盗み取ろうとする。相手に変装するためのマスクを作る工程や、ガラス張りの超構想ビルを登る手袋や、体を浮かせることができる磁石のような機器まで。それら特殊機器を使いながらチームと連携し核ミサイルのコードを手にいれようとする。ただ、最後には泥臭いアクションがまっている。

■ストーリー
ロシアの中枢クレムリンが爆破され、その容疑がイーサン・ハントのチームにかけられる。米大統領は国家としての関与を否定すべく“ゴースト・プロトコル"を発令。彼らの所属する極秘諜報機関IMFは存在を抹消されてしまう。孤立無援となったイーサンたちは、独力で事件の黒幕をつきとめ、さらなるテロを未然に防ぐという不可能に近いミッション遂行を余儀なくされる。

■感想
シリーズの第5暖となってもイーサンの若々しさは変わらない。そして、背筋がピンと伸びた状態で手を振りながら走る姿も変わらない。そんなイーサンが今回は核ミサイルのコードを敵から奪い取ろうとする。天才科学者が核ミサイルを発射し世界を核戦争に巻き込もうとしている。

ロシアの警察に追われつつもイーサンは少数のチームメンバーと共に隠密行動にうつる。謎の凄腕の女殺し屋が核ミサイルのコードを持ち、それを買い取ろうとするのは天才科学者だ。その取引の間に入り奪い取ろうとするのがイーサンたちのチームだ。

前面ガラス張りの超高層ビルに外から登り、目的のサーバ室へ入り込もうとする。特種な手袋を使うことでガラスに手を吸い付けることができるのだが…。このマスクの片手が故障してしまうなど、アクシデント満載の展開となる。その結果、イーサンは強引な方法でサーバ室に入り込み、殺し屋の女と天才科学者の取引の間に入ることに成功する。

緊迫感あふれる展開と、特殊なコンタクトレンズをはめることで、瞬きすると見たものが全てプリントアウトされるという驚きの秘密兵器まである。

殺し屋の女はあっさりと始末されてしまう。それ以外は、天才科学者が核ミサイルのコードを手に入れたことにより、ミサイルを発射してしまう。この時点で絶対絶命のはずなのだが、まだイーサンは諦めが悪く必死に核ミサイルを止めようとする。

最後の最後には、それまでのハイテクな展開から一転し、ひたすら追いかけっことなる。立体駐車場で3次元の追いかけっこの末、イーサンは無事に…。展開はある程度想定できたものではあるが、このシリーズの魅力がこれでもかとアピールされている。

ファンならば、間違いなく楽しめるだろう。



おしらせ

感想は下記メールアドレスへ
(*を@に変換)
pakusaou*yahoo.co.jp