2022.1.21 カルト教団と政府から追われる謎の少年【ミッドナイト・スペシャル】
ミッドナイト・スペシャル [ マイケル・シャノン ]
評価:3
■ヒトコト感想
不思議な超能力をもつアルトン少年を巡る物語だ。カルト教団の教祖的に扱われるアルトン。父親はカルト教団と政府から逃れるためアルトンを連れて逃避行する。親友のルーカスと共にアルトンを守りながら逃げ続ける。まず、序盤ではアルトンに青い眼鏡をかけヘッドホンをつけている。
何かしらアルトンに謎があるのはわかるのだが…。アルトンは地球人ではなく、特殊な能力をもつとわかる。政府の研究者がアルトンの能力を目の当たりにして目が点になる場面は強烈だ。アルトンを追いかけるカルト教団は、アルトンの超能力に何かしらの意味付けをしている。アルトンが指示するある場所に行くと、そこには…。アルトンを巡る周りの状況はかなり複雑だ。
■ストーリー
不思議な超能力を持つ息子アルトンを狙うカルト教団と政府組織から彼を守るため、追手から逃れるアルトンと父ロイ、親友ルーカスの壮絶な逃避行を描く。なぜ、アルトンはゴーグルで目を隠しているのか?なぜ、過激なカルト教団が彼を狙うのか?なぜ、警察や政府組織がこの父子の確保を急ぐのか?そして、父子はすべてを犠牲にしてまで「ある時間までに、ある場所」に向かおうとするのか?想像を絶するクライマックスが、あなたを待ちうける。「ある場所」に出現したのは、果たして-。
■感想
青い眼鏡をかけているアルトン。必死の形相でアルトンと車に乗るロイとルーカス。アルトンが匿われている家主は過去、カルト教団に参加していた。この男がアルトンの眼鏡をはずしてしまい…。アルトンは目から青い光をだして叫び始める。
この時点で、アルトンが特殊なことがわかる。そして、アルトンを教祖として祭り上げようとするカルト教団は、アルトンの特殊な力を目の前で見たいと考える。ロイとルーカスはアルトンをカルト教団から逃れさせるために必死に車を運転する。
アルトンは寝言で特殊な言葉を話す。それは実は政府の機密情報だった。アルトンが何かしらスパイ活動をしていると考える政府はアルトンを追いかける。カルト教団はまだしも、政府に追われると逃げ続けることは難しい。アルトンが向かっている座標を事前に知った政府は科学者をメンバーに入れ、アルトンの秘密を探ろうとする。
政府に捕らえられたアルトン。お偉いさんが見つめる中で特殊な部屋に入れられるアルトン。ここで、ひとりの科学者の前で録画されている映像を止め、部屋の施錠を解いてしまう。
アルトンは別の惑星からきたエイリアンだった。アルトンの前では地球の科学は通用しない。科学者もアルトンの行く末をただ見守るしかない。ロイとルーカスがアルトンをある場所に連れてくると、そこにはたちまち近未来の都市が出来上がってしまう。
結局アルトンは何者だったのかは不明のまま物語は終わっている。キツネにつままれたような顔をする科学者。目の前で信じられないことが起きると人はただフリーズするしかないというのがわかる。
カルト教団と政府に追われるアルトンの状況は特殊すぎる。
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