ロスト・バケーション


 2019.9.22      鮫と人間の一対一の戦い【ロスト・バケーション】

                     
ロスト・バケーション [ ブレイク・ライブリー ]
評価:3

■ヒトコト感想
勉強漬けの毎日を過ごしていたナンシーが休暇に秘密のビーチで羽を伸ばす。透き通る海ときれいな空。スペイン語が話せないと現地の人とコミュニケーションがとれない苦労はあるが、それを補ってあまりあるすばらしいビーチでサーフィンを楽しむ。美しい海でのひとりっきりのサーフィン。たまに現地人たちが2,3人やってくる程度。

そんな夢のようなビーチに巨大な人食い鮫がやってくる。気づけばナンシーは鮫に太ももを噛みつかれ血まみれとなる。必死の思いでなんとか体1つ横たえることができる小島にたどりつくナンシー。鮫はナンシーをあきらめない。周りには誰もいない。まさに絶対絶命のピンチに陥ったナンシー。どのようにしてナンシーはこの窮地を脱するのか。

■ストーリー
亡き母が教えてくれた秘密のビーチ。医学生のナンシー(ブレイク・ライブリー)は休暇を利用し、ついにそのビーチを訪れる。母に先立たれた父と幼い妹の世話、医師となる為の勉強漬けの日々から解放されるナンシー。そんな彼女の最高の休暇は、一匹の巨大な人喰いザメによって、一転恐怖に支配されることになる―。脚を負傷し、大量に出血しながらも、無我夢中で近くの孤立した岩場に泳ぎ着いたナンシーは、自分が絶望的状況に追い込まれたことを知る。生存へのリミットが刻一刻と迫る中、彼女が選んだ究極の決断とは―。

■感想
秘密のビーチでサーフィンを満喫するナンシー。すばらしいビーチを独り占めできる幸せをかみしめるナンシー。そこに恐怖の人食い鮫がやってきた。ナンシーに襲い掛かり、ナンシーを諦めず、しつこくナンシーが逃げた島の周りをまわり続ける。

地元民がビーチをとおりがかっても言葉が通じず、英語だけでは助けを呼ぶことができないナンシー。その結果、何も知らない地元民が海に入り鮫の餌食になってしまう。ナンシーと顔見知りのサーファーがやってくるも、あっという間に鮫の餌食となってしまう。

ナンシーは助けがくるのをひたすら待ち続ける。しかし助けは来ない。巨大な人食い鮫は諦めずじっと待ち続ける。ここまで執念深い鮫は存在するのか?ちょっとした隙をついて砂浜まで泳いでしまえばよいのでは?なんてことを思ってしまった。

巨大な人食いザメがサーファーをあっという間に飲み込むのはすさまじい迫力がある。ナンシーが鮫に発煙筒をぶつけたり、ガソリンをまき鮫に火をつけたことにより、鮫の怒りは倍増し、怒りモードでナンシーに襲い掛かる。

鮫の怒りはすさまじい。ナンシーが逃げ込んだ鉄のブイのようなモノでもお構いなしに噛みついてくる。鉄を噛み砕いたりもする。ナンシーは逃げ続けながらも戦うことをやめず、周りにクラゲに囲まれながらもひたすら鮫を攻撃する。

海の中で鮫に勝つことは不可能かと思いきや…。ついにナンシーは鮫を倒してしまう。なんだか鮫の自業自得のような気がしなくもないが…。ナンシーはビデオカメラに自分の現状を録画し海に流す。それを拾った現地人がナンシーを助け出す。

鮫と人間の一対一の戦いが見れる作品だ。



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