2021.8.22 東日本大震災を彷彿とさせる強烈な映像【カリフォルニア・ダウン】
カリフォルニア・ダウン [ ドウェイン・ジョンソン ]
評価:3
■ヒトコト感想
カリフォルニアで巨大な地震が起こる。この巨大地震の映像が強烈だ。明らかに東日本大震災でのインパクトある映像を参考にしているように、さらに大掛かりな巨大地震の描写となっている。地割れが起こり、高層ビルが崩れていく。そして、海から巨大な津波がやってきて市街地が水に沈んでいく。レスキュー隊のパイロットであるレイが家族を助けるために、ヘリで奔走する。次々とレイの目の前に困難が立ちふさがる。
レイだけでなく家族もアグレッシブに行動している。強烈なのは、母親が娘を助けるために、ボートをビルの窓に激突させ、津波でおぼれた娘を助ける。圧倒的な災害描写は、リアルに東日本大震災の津波のシーンを連想させることは間違いない。
■ストーリー
自然災害に襲われた時、世界中の誰もが真っ先に想うのは、家族のこと。レスキュー隊でパイロットを務めるレイも同じだった。ネバダ州に巨大地震が発生、全力で救助活動を行うなか、今度は妻と娘のいるカリフォルニア州に激震が!倒壊寸前の高層ビルの屋上から間一髪で妻を救ったレイは、娘を助け出すためにサンフランシスコへ向かう。だが、最悪の事態はこれからだった―。刻一刻と“その時"が近づくなか、レイは生きて再び最愛の娘を抱きしめることが出来るのか?
■感想
冒頭、災害現場にかけつけるレイが描かれている。崖から落下しそうになった車に取り残された女性を助けるミッションだ。今にもバランスを崩して車が落下しそうなタイミングで、レイは女性を助け出している。ドゥエイン・ジョンソンが家族思いのレイとしてレスキューパイロットとして奔走する。
インパクト抜群の肉体を駆使し、家族を助ける姿はいかにもハリウッド映画らしい。カリフォルニアに巨大な地震が発生した。高層ビルの中に居れば安全と思われていたのだが、地割れが起こりビルごと倒壊するほどの迫力はすさまじい。
巨大地震が発生し、真っ先に心配したのは家族の状況だ。レイの家族はそれぞれビルの中にいたのだが、娘は地下駐車場で車が挟まれ脱出できない。レイはヘリで崩壊したカリフォルニア上空を旋回する。まずこの地震の描写がすさまじい。
揺れの激しさから、地割れがおきてしまう。レイたちが車を運転していると、突然目の前の地面がなくなっている。断層がそのまま地割れとなっている。ヘリで娘の救出に向かうレイなのだが、カリフォルニアはすさまじい状況となっている。地面が割れ、ビルが倒壊している。
そこから、レイはボートに乗り救出に向かうのだが…。ボートで津波を乗り越えるシーンは強烈だ。巨大なタンカーすらも持ち上げる巨大な津波に向かっていく小さなボート。あまりに波が巨大なため、波を超える前にボートがひっくり返りそうになる。
津波により高層ビルの半分が水につかった状態で、娘はビルに閉じ込められてしまう。溺死待ったなしの状態となるが、娘を助けるのはレイだ。巨体で娘を助けだし、母親はボートでビルのガラスを突き破り救出している。
ここまで激しい地震の描写は今までの作品にはないクオリティだ。
おしらせ
感想は下記メールアドレスへ
(*を@に変換)
pakusaou*yahoo.co.jp