2022.2.17 闇カジノを経営する夫婦のぶっ飛んだコメディ【カジノ・ハウス】
評価:3
■ヒトコト感想
娘の大学の学費がないため、カジノを経営して金を稼ごうとする夫婦の物語だ。基本はコメディでスコットとケイトはハチャメチャだ。友人のフランクに感化され、えせラスベガスのようなカジノを作っている。近所の人たちを集めて細々とカジノを経営していたのだが…。お決まり通りエスカレートし、遂には警察や議員に目を付けられることになる。
スコットがはちゃめちゃで、金を借りて返さない者に対して斧で脅したりもする。ただの脅しのはずが、誤って相手の指を切断したり、腕を切断してしまったり。。。基本ははちゃめちゃコメディで明らかに作り物とわかる腕が切れるシーンは秀逸だ。コメディ全開の夫婦の暴れっぷりがすさまじい。
■ストーリー
娘が第一志望の大学に合格したスコットとケイトのヨハンセン夫妻。夢が叶ったと喜んだのも束の間、奨学金の審査に落ちて学費が免除されない事態に。困った2人は藁にもすがる思いで友人のフランクを頼り、彼の家でラスベガスもどきの違法カジノをオープンするが、いつの間にやら物騒な犯罪組織の親玉に仕立て上げられてしまう。コメディセンス溢れる俳優がこぞって集結。誰も、『ハウス』には勝てない!
■感想
娘を大学に行かせるために金を稼ぐ必要がある。娘の奨学金をもらえるはずが、議員たちが町にプールを作るということで奨学金が停止となる。明らかにこの議員が何かいわくありげな存在となっている。ヨハンセン夫妻は金を手に入れるために、友人のフランクと共にカジノをオープンしようと考える。
確かにギャンブルをするより、胴元になる方が儲かる。ただ、闇カジノを経営することは、それだけでリスクがある。最初は近所の顔見知りだけを集めてひっそりとカジノを開いていたのだが…。
基本的にはコメディなので、はちゃめちゃな展開となる。ベガス風にするために投資をおしまない。客は増えていき、いつの間にかプールまで隣接してある。まさに狂乱の宴の場となっている。大金を稼ぐ者もいるが、最終的には胴元が儲かるようになる。
そして、規模が大きくなれば、外部の者たちも噂を聞きつけてやってくる。順調にすすんでいたかに思えたカジノ経営もチンピラが入ってきたことで雰囲気が怪しくなる。チンピラを脅すためにスコットが斧を持ち出したのだが…。ちょっとしたはずみでチンピラの指を斧で切断してしまう。
チンピラのボスがやってきた際も、スコットが大暴れする。これまた脅しの意味で斧を持ち出したのだが、ボスの腕を切断してしまう。もはやこのあたりは明らかにスプラッターコメディと化している。
ぶっ飛んだ夫婦が大暴れする。そして、金が集まったころに、議員が警察を引き連れてやってくる。せっかく貯めた金をすべて議員に奪われてしまう。逮捕されないことを条件として金を議員に渡すのだが…。ここでこの議員が嫌われているため、警察側と結託し議員を追い落としている。
娘の奨学金を得るためにカジノを開くというのはぶっ飛んだ考え方だ。
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