ジャン・クロード・ヴァン・ダム ザ・ディフェンダー


 2021.5.5      全ての戦闘のプロフェッショナル【ジャン・クロード・ヴァン・ダム ザ・ディフェンダー】

                     
ジャン=クロード・ヴァン・ダム ザ・ディフェンダー
評価:3

■ヒトコト感想
ジャンクロードヴァンダムが戦闘のプロフェッショナルとして対象者を守る。元ヘビー級の世界チャンピオンを護衛することになるソバージュ。対象者を守るためにはソバージュが信頼する仲間を集めようとするのだが、チャンプは自分のジムの若手をボディーガードとして使おうとする。ソバージュとチャンプは常に対立関係にある。意見の対立もあるが、最初からソバージュのことが気に入らないようだ。

それでもソバージュの実力がすさまじいために最終的にはソバージュの言うとおりになる。ひたすらヴァンダムがかっこよい。神経質なまでに対象者をガードするソバージュ。少しでも怪しい兆候があればやりすぎと思われるほど慎重になる。ただ、この行動がのちにチャンプを助けることになる。

■ストーリー
フィリップ・ソバージュはアフガニスタンとイラクで3年間軍に従事してきた。戦闘のプロフェッショナルである彼に依頼された仕事は、ボクシング世界ヘビー級チャンピオンを敵対するラップ・グループから守ること。世界No.1を護衛する人類最強の男。飛び散る銃弾を掻潜り、必殺マーシャル・アーツが炸裂する!これぞヴァン・ダム・アクション最高傑作!

■感想
単純にヴァンダムの格闘技と戦闘能力を見せられるための作品だ。元世界ヘビー級のチャンピオンは、ギャンググループに狙われている。作中での登場人物がほぼ黒人だ。ソバージュが連れてきた軍隊仲間と一部のみに白人が登場するのだが、それ以外はすべて黒人だ。

チャンプの取り巻きや元々いたボディーガードたち。そして、ジムでトレーニングする若者たち。さらにはギャングたちも、もちろんいかつい黒人ばかりだ。殺し屋も黒人。そんな中でソバージュが圧倒的な戦闘能力を見せつけている。

チャンプは実業家としても成功しているので、何かと表にでる機会が多い。自分が建設したスポーツセンターのセレモニーに参加し、市長を呼んで挨拶をするのだが…。そこで怪しい黒人が胸に手を入れて銃を出そうとする。男に目をつけていたソバージュたちは、すぐさま男を抑えて観客やチャンプを避難させるのだが…。

男はポケットから携帯電話を出そうとしていただけだった。この騒動がニュースとなり、チャンプは恥をかいたと激怒する。

チャンプを狙うラップグループは警察をもとりこでおり、チャンプを殺す手はずを整えている。それを看破し先回りするのはソバージュだ。激しい銃撃戦でもソバージュは敵を倒し続ける。撃たれたとしても、防弾チョッキを着ているので助かる。

なんだかひたすらジャンクロードヴァンダムの渋さを見せられているような作品だ。元ヘビー級のチャンピオンと素手でやりあって勝ってしまう。圧倒的な体格差をものともしない反則的な強さが表現されている。

格闘だけでなくすべての戦闘のプロフェッショナルだ。



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