イン・トゥ・ザ・ストーム


 2019.9.4      超巨大竜巻を追いかける【イン・トゥ・ザ・ストーム】

                     
【ブルーレイ】 イントゥ・ザ・ストーム
評価:3

■ヒトコト感想
日本ではあまりなじみがないが、竜巻の恐怖が描かれている。アメリカでは、竜巻の映像を金に換えるビジネスがあるらしい。竜巻のスクープを撮るために、気象予報から竜巻が発生しそうな場所を予測しそこに先回りする者たちがいる。一歩間違えれば、竜巻に巻き込まれて死ぬ可能性すらある。特別仕様の装甲車タイタスに乗り込み竜巻を探し続ける一行がいる。

それとは別に高校の卒業式が開かれ、そこに突如として巨大な竜巻が襲い掛かってくる。竜巻の映像はすさまじい。とくにラストに登場してくる最強の竜巻は、タイタスすらはるか雲の上に巻き上げてしまうほどの強烈なパワーがある。そこから、地面に真っ逆さまに激突するのは、強烈すぎる。

■ストーリー
アメリカ中西部の街シルバートン。この日、ゲイリー(リチャード・アーミティッジ)が教頭を務める高校では卒業式が行われようとしていた。一方、竜巻の撮影に執念を燃やすストーム・チェイサー・チームのメンバーで気象学者のアリソン(サラ・ウェイン・キャリーズ)は、シルバートンの気象状況にかつてない巨大竜巻の可能性を見出す。

さっそく一行は、特別仕様の装甲車“タイタス"に乗り現地へと向かう。そんな中、ついに想像を絶する巨大竜巻が発生し、シルバートンの街を襲う。卒業式を中断し、避難する生徒や父兄の誘導に追われるゲイリー。やがてその中にいるはずの息子ドニーの姿がないことに気づく…。

■感想
シルバートンに竜巻がやってくる。竜巻の撮影に執念を燃やす者たちがいる。タイタスに乗りこみ気象学者を乗せて竜巻を追いかけ続ける。アメリカにこの手のビジネスがあることに驚いた。竜巻を目の前にして、タイタスは自分を固定するために、地面に足場を差し込む。まさに最強の装甲車だろう。

下手なトラックよりもよっぽど重工なのだが、いくらタイタスでも竜巻に飛ばされた車が突っ込んでくれば崩壊する危険性がある。タイタスに乗っているからといって完璧に安全というわけではない。

学校の卒業式が行われている会場に竜巻が襲い掛かる。生徒や親たちは一目散に校舎に逃げ込むのだが…。小さな竜巻はやるすごすことができても、超巨大な竜巻には対応できない。驚きなのは、日本人からすると巨大な竜巻であっても、アメリカでは日常のことのようだ。

竜巻に備えて竜巻用のシェルターまである。タイタスが四方八方を竜巻に囲まれたとしても、おいしい映像が撮れると喜びながらカメラを向けるシーンというのは異常な状況だろう。

ラストでは想像を絶するような超巨大な竜巻が発生する。学校に避難していると逆に危険らしい。信じられないことだが、コンクリートの建物すら破壊してしまうほど強力な竜巻らしい。タイタスはシェルターに逃げ込んだ生徒たちを守るために自らが重しとなって生徒たちを守る。

ただタイタスでも超巨大竜巻に耐えることはできない。タイタスが竜巻に飲み込まれる映像はすさまじい。タイタスは竜巻によりはるか上空に巻き上げられる。タイタスに乗っていたピートは、まるで飛行機の窓から見るような雲を下に見る景色を目に焼き付けて、その後は一気に地面にたたきつけられてしまう。

竜巻の映像はすさまじい。



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