2019.7.8 小出しにされる心霊現象【インシディアス】
インシディアス
評価:2
■ヒトコト感想
ルネとジョシュの夫婦は息子のダルトンが不可解な状況に陥ったことに気づく。昏睡状態になったダルトン。その後、ルネは引っ越し間もない家で心霊現象に直面する。引っ越した家で、息子が昏睡状態となり、そして心霊現象を経験したとなるのは苦しい状況だ。
ルネは引っ越しを願うのだが、ジョシュは気のせいだと言う。頻繁にルネが心霊現象に直面することから、とうとうジョシュは引っ越しを決断するのだが…。心霊モノとして、恐怖の元凶が小出しに登場してくる。子供が書く絵についても恐怖を煽る演出がされている。ダルトンが経験した恐怖はどのようなものなのか。最終的には霊媒師や牧師まで登場し、悪霊を退散させることに心血を注ぐ。
■ストーリー
ルネ(ローズ・バーン)と夫のジョシュ(パトリック・ウィルソン)は3人の子供たちと共に新居に引っ越してくる。ところが、引越し後間もなく、おかしな現象が起き始める。屋根裏から不審な音、勝手に配置が変わる物、赤ちゃん用のモニターから聞こえてくる謎の声。
そんな時、小学生の息子ダルトン(タイ・シンプスキン)が梯子から落ちて昏睡状態に陥ってしまう。家族はすぐにこの家から引っ越すが、既に見えない“何か"は家でなくジョシュたち家族を狙っていた・・・。原因不明の昏睡状態のダルトンに医者もお手上げ状態に。霊媒師や牧師まで呼び出しルネとジョシュはあらゆる手を尽くしてみるが、状況は悪化の途をたどるばかりだった。“何か"は着実に彼ら一家に近づきつつあった。"何か“の狙いとはいったい・・・?
■感想
ダルトンに何があったのか。昏睡状態から目を覚まさないダルトン。そして、ダルトンの部屋からは謎の心霊現象が発生し続ける。ルネは心霊現象に恐怖し、結局は家を引っ越すことになる。目を覚まさないダルトンと共に新居に引っ越すのだが…。そこでも引き続きルネは心霊現象に直面する。
物語がすすんでいくにつれて、心霊の現れ方がはっきりしてくる。最初はルネが気のせいかと思う程度だったのが、部屋から子供がでてきたり、タンスの中に子供が隠れていたりと強烈な驚きがある。
心霊現象がおさまらないため、ルネは義理の母親を呼び出す。そこでジョシュが過去に同じように子供のころに心霊現象に直面していたことを知る。霊媒師や牧師を呼び出し、心霊現象を鎮めようとするのだが…。
ジョシュ自身も、幼いころの心霊現象を忘れていた。その理由は、心霊現象から逃れるために、子供のジョシュの記憶を消していたからだった。代々続く心霊現象。霊媒師や牧師のアドバイスにより、ダルトンの目を覚ますためには、ジョシュが精神世界の中に入り込むしかない。
ジョシュが入り込んだ世界は奇妙だ。そこはまさに心霊屋敷のようまもので、恐怖が詰まっている。お化け屋敷をイメージするとわかりやすいだろう。蝋人形のようなものが屋敷中にあり、恐怖の形相を浮かべている。
ジョシュがダルトンを救うには”何か”からダルトンを救う必要がある。わかりやすい恐怖の元凶が襲いかかる。なんだかんだとありながら、最終的にはダルトンは目を覚ますことができたのだが…。そこでも最終的にはしっかりとしたオチがある。
ラストのオチは衝撃的だ。
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