2020.5.29 超巨大な宇宙船が地球に覆いかぶさる【インディペンデンス・デイ リサージェンス】
インデペンデンス・デイ
評価:3
■ヒトコト感想
インディペンデンス・デイから20年。前作ではエイリアンに攻め込まれたが、地球の軍隊は、エイリアンに侵略されかけた状態からどうにか地球を守ることに成功する。本作ではその教訓をいかし、新たなエイリアンの襲来に備えてしっかりと対策が用意されている地球が舞台だ。当然ながら物語としては新たなエイリアンがより巨大な戦力を地球へ送り込んでくる。
ちょうど蜂をイメージするように女王蜂エイリアンが君臨し、周りはすべて女王の思うがままに動きだすエイリアンたち。都合のよいことに女王が死ねば手下のエイリアンたちは帰っていくらしい。地球のコアが奪われるのか、それとも地球人が女王を倒すのか。超巨大な宇宙船とエイリアンの戦力ならば、まともに戦ったら絶対に地球人は勝てないため、奇襲をもってして女王を倒そうとする。
■ストーリー
人類がエイリアンとの壮絶な死闘に勝利を収めてから20年後の2016年7月、エイリアンがアフリカに残した宇宙船が密かに覚醒する。それは地球に仲間を呼び寄せるSOS信号だった。まもなく人類が建造した月面基地を粉砕し、地球にやってきたエイリアンは想像をはるかに超える進化を遂げ、重力を自在に操ってニューヨーク、ロンドン、パリ、シンガポール、ドバイといった各国の主要都市を次々に破壊する。
ESD(地球宇宙防衛)の部長デイビッド、元合衆国大統領ホイットモア、若き戦闘機パイロット、ジェイクらの必死の奮闘も空しく、敵の猛攻撃にさらされて防衛システムを無力化された人類は、瞬く間に滅亡の危機に瀕していくのだった……。
■感想
エイリアンが地球に侵略してきた過去の教訓を生かし、地球ではエイリアンを撃退する設備を整えていた。エイリアンの襲来を前提とした設備たち。世界各国の主要な大統領たちと瞬時に連絡をとり、すぐさま決断し攻撃を加えることができる。
超巨大なビーム砲を用意しており、バリアのようなもので地球を守る準備もされている。前回の勝利が偶然という思いが強いので、地球人はエイリアン恐怖症になっているのだろう。前作から引き続き登場してくるキャラクタもいれば、息子なども登場し前作ファンへのサービスも忘れていない。
地球に捕らえられていたエイリアンからのSOSで地球に超巨大な宇宙船がやってくる。地球に入る前に防衛システムで攻撃するが通用しない。そればかりか、地球を守るシステムはすべてあっさりと破壊されてしまう。超巨大な宇宙船は重力を自由にあやつり世界の主要都市を破壊していく。
ここまでくると、地球人では太刀打ちできないのは明らかだ。唯一の希望は謎の球体がエイリアンの狙いであり、その球体をおとりにして女王を倒す方法だけ。大統領があっさりと殺されたりと、すさまじい危機感にあふれている。
ある程度予定調和的に女王を倒すのは想定できるが、どのようにして倒すのかがポイントだ。女王を含めてエイリアンのビジュアルはよくあるパターンだ。映画のエイリアンに寄せているのかもしれないが、緑の体液をもつ巨大な化け物だ。
特に女王は、これぞ女王蜂のように超巨大で激しく地球を滅ぼそうとする。超巨大な宇宙船はドリルで地球に穴をあけコアを奪い取ろうとする。コアを奪えばエイリアンたちはさらなる技術を得られるらしい。なんだかとんでもない技術だ。
超巨大な宇宙船が地球に覆いかぶさるように止まっているシーンは強烈だ。
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