星を追う子ども


 2019.9.2      ジブリ作品を寄せ集めた雰囲気【星を追う子ども】

                     
『星を追う子ども』
評価:2.5

■ヒトコト感想
絵柄や雰囲気がジブリ作品に似ている。何かを真似たような雰囲気すらある。天空の城ラピュタだとかゲド戦記だとか…。グロテスクなキャラクターや幻想的な雰囲気も似ている。アガルタという地下世界に行けば死んだ人間を生き返らせることができる。主人公は孤独な中学生女子。

イケメンの同世代の男シュンやシンが登場し、妻を生き返らせることに執念を燃やす教師モリサキがいる。アガルタでの冒険がメインだろう。アガルタに入り込んだアスナとモリサキが、アガルタの住人たちに追われながら、ある目的地を目指す。ジブリ映画の様々な要素が詰まっている。この世のものとは思えない怪物が登場し、人を生き返らせる力を持つ者の存在は非常に幻想的だ。

■ストーリー
本格ジュブナイル・アニメーション!地下世界アガルタから来たシュンと出会ったアスナ。心を通わせるも、シュンは姿を消してしまう。そしてアスナの前に現れたシュンと瓜二つのシン、妻との再会を切望する教師・モリサキ。それぞれの想いを胸に、3人はアガルタへと向かう─。

■感想
山々に囲まれた町で静かに暮らすアスナ。そこに突然怪物が現れ、シュンがさっそうと登場しアスナを助ける。この時点でファンタジーあふれる展開となる。地下世界アガルタの存在や、そこでは死者を生き返らせることができるなど、アガルタを目指す人間たちは動き出している。

人間世界とアガルタの世界を行ったり来たりすることは体に負担をかける。アスナとモリサキはアガルタを目指すのだが…。アガルタが摩訶不思議な幻想世界のように描かれている。これはまさにラピュタの天空の城だ。

地下世界アガルタには原住民たちがいる。地上の世界の人間たちを忌み嫌うアガルタの住人たち。アスナとモリサキを見つけると殺そうと追いかけてくる。シンがアスナたちを助けるのだが…。このあたりの場面はもののけ姫で出てきたような戦いのシーンが目白押しだ。

アガルタの世界では普通に怪物たちがうごめいている。「千と千尋の神かくし」に登場するようなこの世のものではない存在も登場してくる。体がぐずぐずに崩れ落ちそうな化け物も登場してきたりする。アチコチのシーンでジブリ的なイメージをもってしまった。

モリサキは恐ろしいまでの執念で妻をよみがえらせようとする。死者を生き返らせる存在は奇妙すぎる。空中から漂っているときはまるで船のようだが、地上に降り立つと巨大な四つ足の動物のようにも見える。そしてモリサキが近づくと、体中に目が浮き上がり、その目がモリサキを注視する。

気持ち悪いほど強烈な物体だ。死んだ人間を生き返らせるという禁断の秘術には、当然ながら多大な犠牲を払う必要がある。モリサキの妻の魂を受け入れる器が必要であり、モリサキ自身も片目を失うことになる。

ジブリ作品と酷似した雰囲気だ。



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