東のエデン 劇場版Ⅰ The King of Eden


 2021.11.25      行方不明となった滝沢がカギを握る【東のエデン 劇場版Ⅰ The King of Eden】

                     
東のエデン 劇場版I The King of Eden スタンダード・エディション
評価:3

■ヒトコト感想
TV版の東のエデンは見ていない。事前に多少の情報を入手していたのだが、ストーリーの特殊さはすぐに理解できた。60発のミサイル事件が起きたあと、何が起こるのか。セレソンだとかサークルが集まって起業しただとか、キャラクター紹介的なものはなんとなくわかってきた。ただ、やはり事前にTVシリーズは見ておくべきだろう。

滝沢が行方不明となり、咲はニューヨークで滝沢にそっくりな人物と再会する。コンシェルジュのジェイスやその他なぞが多数含まれている。王様になるというのはどういう意味があるのか。日本を救うために新たな戦いがあるのか。劇場版としてパート1となっているのだが、本作ではまだ謎の核心までには到達していない。

■ストーリー
再び記憶を消し、咲の前から去った滝沢はどこへ向かったのか?「俺はずっと、君と一緒に旅した場所にいます」60 発のミサイル事件から半年後――。滝沢のノブレス携帯に残されたメッセージと新たな履歴を手掛かりに、咲はニューヨークへと出発した。『一緒に旅した場所』という言葉の意味が彼女だけに分かるメッセージだと信じて・・・。咲はもう一度滝沢に会うことが出来るのか?滝沢がジュイスに依頼した「この国の王様になる」とはどういう意味なのか?日本を救う新たな戦いが今、始まる。

■感想
滝沢が記憶を消して行方不明となった。滝沢を探しに咲はニューヨークへ向かう。そこで滝沢が残したノブレス携帯をタクシー内部に紛失してしまう。滝沢を探す手がかりを失った咲は、ニューヨークで偶然、滝沢に似た人物に出会う。

セレソンだとか謎が多い物語で、最初は入り込むのに苦労した。そこから、滝沢と咲の会話。そして、他のセレソンの行動などからネット上でなぞの仕掛けがあり、何かしら競技が行われているということがわかる。そこから、どのように変化していくのかがポイントだろう。

ネット上でのハッキングだとかサポーターにより排除されるだとか、謎に満ちている。TVシリーズを見ていない状態だと、そのあたりの理解が追い付かない部分はあったのだが、後半では問題なく理解できた。携帯から指示をしたり、巨額な費用を手に入れたりと何かしらハードな内容だということはよくわかる。

滝沢を鍵として物語はすすんでいく。東のエデンというのがシステムとして存在し、そこからどのように変化していくのかというのがある。

滝沢が総理の私生児ではないかという流れも描かれている。咲が記憶を無くした滝沢と出会い、そこからどのように変化していくのか。劇場版のⅡではそれなりのラストを迎えることになるのだろう。携帯電話が勝手に起動し通話状態となり、部屋の中での会話がすべて盗聴されるというのがある。

そこまでの技術があるのか、というのはあるのだが。物語としては謎がメインに語られているので、そこからどのように変化していくのかが楽しみだ。

次作でどのような結末となるかが楽しみだ。



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