エンド・オブ・キングダム


 2018.5.25      ロンドン中がテロ犯であふれる 【エンド・オブ・キングダム】

                     
エンド・オブ・キングダム [ ジェラルド・バトラー ]
評価:3

■ヒトコト感想
「エンド・オブ・ホワイトハウス」の続編。今回はロンドンで行われる葬儀に合わせてテロが勃発する。すさまじい規模のテロのため、各国の政府要人たちが殺されていく。アメリカ大統領が逃げ続けても、ワラワラとテロ犯たちは湧いて出てくる。車で逃げ切ったと思ったところ…。

テロ組織は物量で大統領に襲いかかる。車の周りにはバイクが押し寄せてきて、大統領を狙う。あらゆる場所に潜んでいるテロ組織。MI6の中枢にすら入り込んでいるのは強烈だ。ロンドンの町が火の海になる。ボロボロに荒廃したロンドンを逃げ続ける大統領。そして、大統領は拉致される。大統領のシークレットサービスが必死の活動をし、大統領を救出しようとする。このテロの激しさが強烈だ。

■ストーリー
ホワイトハウス陥落の悪夢から2年。イギリスの首相が不可解な死を遂げた。首都ロンドンで行われる葬儀は、世界を代表する40ヵ国もの首脳が集結する式典となる。街は、史上最大の超厳戒態勢にあった。

だが、そのロンドンで同時多発テロが勃発。数々の歴史的建造物が崩壊し、犠牲者が出続ける中、命からがら逃げ出した米国大統領とそのシークレットサービス。非常事態宣言下のロンドンの街で繰り広げられるまいまだかつてない決死の逃亡と救出劇。

■感想
テロの首謀者たちが、イギリスの首相を殺害し、葬儀のために集まった各国の首脳たちを殺害しようとする。テロ犯の強烈なインパクトはすさまじい。入念な準備をし、各国首脳の強固なセキュリティを突破する。そして、ターゲットを殺害する。この流れはすさまじい。

警備員たちまでもが、突如として首脳たちに襲い掛かる。警察や政府の内部にまでテロ組織は入り込んでおり、アメリカ大統領が逃げ出すためにヘリに乗り込んだとしてもどこからかスティンガーに狙撃されヘリが墜落してしまう。

こうなると、ロンドン中がテロ犯であふれているように思えてくる。大統領のシークレットサービスが、命がけで大統領を救出しようとする。イギリス政府に助けを求めたとしても、安心できるものではない。MI6に助けを求めたとしても、その先にどのような結末がまっているかわからない。

大統領がテロ犯に拉致される。そして、全世界に対して大統領殺害の映像を生配信しようとする。この状況は強烈だ。政府の何者かが手を引いていいるのは明らかだが、その正体がわからない。強烈なインパクトがある。

一人の勇者が、テロ組織のアジトに入り込み、大統領を救出する。むちゃくちゃな展開であることは間違いない。ここまで追い込まれながらも、生き残る大統領もすごい。ハリウッド映画らしい流れだ。大統領がヒーロー的な扱いをうけている。

アメリカ国民のヒーロー意識をくすぐるような流れとなっている。ここで、大統領がテロ組織に殺されたとしても、アメリカは強烈な反撃を繰り出すだろう。ロンドンでのテロは、すさまじい状況だ。次々と襲い掛かるテロ犯たちは強烈だ。

テロの激しさが強烈だ。



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