エージェント・ウルトラ


 2019.12.24      田舎の兄ちゃんは無意識の殺人マシーンだった【エージェント・ウルトラ】

                     
エージェント・ウルトラ
評価:3

■ヒトコト感想
ごく普通のどこにでもいるフリーターのマイクは恋人と幸せに暮らしている。田舎のコンビニでバイトするマイク。そんなマイクにはマイク本人が気づかない潜在的な能力が隠されていた。実はマイクはCIAによって生み出された強化人間だった。

隠れた能力を解除するキーワードをマイクに伝えると、そこからマイクは無意識に相手を破壊する戦闘マシーンとなる。普段のマイクの温厚な雰囲気からいっぺん、CIAが自分たちの組織の秘密を守るためにマイクに刺客を送り込むのだが、すべてを返り討ちにしてしまう。マイクひとりを始末するために無人戦闘機まででてくるしまつ。無意識の殺人マシーンが暴れまわる。本人には認識がないだけにやっかいだ。

■ストーリー
田舎町のコンビニでバイトをしながら、恋人フィービーと幸せな同棲生活を送るマイク。愛するフィービーへのプロポーズのタイミングを探っていたが、いつもチャンスを逃してばかり。ある日、マイクは謎の殺し屋二人組に命を狙われるが、体が勝手に反応して二人を一瞬で撃退してしまう。自分の能力に怯えるマイクはフィービーに助けを求める。

実はマイクは、CIAに生み出された高度な戦闘能力を持つ最強エージェント(諜報員)だったのだ! CIAはマイクの存在を抹消すべく次々とタフな殺人兵士を送り込んでくる。はたしてマイクは無事にフィービーにプロポーズすることができるのだろうか……!?

■感想
マイクとフィービーのカップルはごく普通の田舎のカップルだ。マイクはドジでおっちょこちょいだが…。実はマイクはCIAの戦闘マシーンだった。マイクにキーワードが伝えられると、そこからマイクの秘めたる能力がはっきされることになる。

コンビニでのバイト中に謎の殺し屋二人組に襲われた際には、スプーンを使ってあっさりと二人を殺害してしまう。一瞬の出来事でマイク自身も目を白黒させている。そんなマイクを殺人マシーンにしたCIAは、自分たちの失態を隠そうとマイクを始末しようとする。

ここからはCIAの殺し屋がマイクを始末しようと迫ってくる。マイクは逃げながらも恋人と共に危機を脱している。そして…。マイクだけがひとりのけ者にされていたことがわかる。実は恋人はマイクの監視役を担っていたのだった。

ショックを受けるマイクだが、恋人はマイクを本当に愛してしまっていた。カップル両方が実はCIAの諜報員ということで、殺し屋たちはふたりを捕まえることに苦労する。そして、ついには無人戦闘機まで投入されることになる。

マイクは無意識に相手を殺すことができる殺人マシーンだ。ただ、普段はどこにでもいる田舎の兄ちゃんだ。マイクを始末するために送り込まれたのは、マイクと同じくCIAに強化された戦闘マシーンだった。マイクと激しい戦いを繰り広げるが、結局最後はマイクが勝利する。

すべての責任を取らされるのはCIAの責任者だ。マイクと恋人はそのまま幸せな生活を送るのだろうか…。隠れた戦闘マシーンとしての能力をCIAに買われ、どこかで秘密任務を行うことがあるのだろうか。

ごく平凡な田舎の兄ちゃんが、無意識の殺人マシーンと化す物語だ。



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