2021.9.5 パラシュートなしでのスカイダイビング【ドロップゾーン】
ドロップ・ゾーン ウェズリー・スナイプス
評価:3
■ヒトコト感想
スカイダイビングがメインの物語。冒頭、麻薬捜査官がハッカーを飛行機で護送中に、ハイジャックが発生しハッカーが行方不明となってしまう。驚きなのは、飛んでいる飛行機からハッカーを連れて犯罪組織が脱出していた。そこからスカイダイビングで強固な警備がされている麻薬捜査の本部のビルの屋上に飛び降りる。そして、ハッカーを使って麻薬捜査官の情報を入手する。
スカイダイビングでビルの屋上に到達するのが本作のメインだろう。捜査を続ける麻薬捜査官がスカイダイビングの素人であるにも関わらず、訓練して空でアクションを繰り広げる。パラシュートをもたない状態で飛行機から放り出されるシーンは強烈だ。空中で抱き着いて助けるなんてのは人間離れしている。
■ストーリー
スカイダイバーの悪党一味に、弟を殺された麻薬捜査官が立ち向かう姿を描いた作品。「ブレイド」のウェズリー・スナイプス主演のスカイアクション。
■感想
飛んでいる旅客機からハッカーを連れてスカイダイビングで脱出する犯罪組織。まずこの組織の目的がわからないまま、ウェズリースナイプス演じる麻薬捜査官は弟を殺された仇を討つために、スカイダイビング関係者に犯罪者がいることを察知する。
スカイダイビングの初心者である捜査官が、スカイダイビングの体験をする。ここで強烈なのは、いきなりパラシュートなしで飛行機から落とされてしまう部分だ。まさに真っ逆さまの状態だが、空中でインストラクターに抱きかかえられ、そのままパラシュートを開いて無事に着地する。捜査官が殴りかかるのも当然の流れだ。
本作のメインはスカイダイビングなのだろう。何度もスカイダイビングの映像が登場してくる。捜査官の仲間となるチームはスカイダイビングの競技に参加するのだが…。そこで仲間のひとりが犯罪組織の者たちに邪魔をされ、パラシュートが高圧電線に接触し死亡してしまう。
仲間の仇を討つために様々な動きがある。スカイダイビングの競技で高圧電線にぶつかるのはどの程度あることなのだろうか。そのほかには、パラシュートに仕掛けがされ、開かなくなり、着陸する直前に助けられるなど、ハラハラドキドキするシーンが続く。
ラストは犯罪組織が麻薬捜査官の本部に押し入り、データを盗み出そうとするところを捜査官とスカイダイビングの仲間たちが妨害する。やはり常に疑問に思うのは、スカイダイビングでビルの屋上に到達し、そこから入り込む必要がどれほどあるのか?ということだ。
スカイダイビングだと着地してからパラシュートを片づけたりと時間がかかると思うのだが…。合理性は皆無だが、物語としてはインパクトがある。スカイダイビングで着地した者たちが、ビルの屋上から落とされるシーンは強烈だ。
スカイダイビングの着地地点をドロップゾーンというらしい。
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