DENGEKI 電撃


 2022.2.5      圧倒的なセガールの格闘シーン【DENGEKI 電撃】

                     
DENGEKI 電撃
評価:3

■ヒトコト感想
セガールのアクション映画。熱血刑事のボイドを演じるセガール。凶悪事件を解決するが、やりすぎるため飛ばされてしまう。飛ばされた先には美しい女性上司と癖のある同僚たちがいた。問題児であるボイドが警察内部の不正を暴く。セガールがこの手の強引な刑事を演じるのはわかりやすすぎる。圧倒的な格闘能力で敵を殲滅している。

一時は交通整理係にまで降格させられたボイドだが、そこから這い上がる。警察の保管庫からヘロインが押収されたことを調査しようとする。謎の男ラトレルがカギを握るのは間違いない。怪しげな商売をしているのはわかるのだが、羽振りが良い。ヘロインの取引をしている黒幕感を出しているのだが…。

■ストーリー
向こう見ずな熱血刑事オーリン・ボイド。数々の問題を起こした彼は、ついに犯罪無法地帯にある15分署へ飛ば される。そこで女性上司に命じられたのは、感情克服セミナーに通うことだった。ある夜、ボイドは麻薬取引の現場に遭遇、格闘の末ひとりを捕まえるが何と相手は囮捜査中の仲間。この不始末で交通整理係にまで降格する。そんな中、警察保管庫から押収ヘロインが強奪される事件が発生。ボイドは事件の鍵を握る男ラトレルに接近するが…。

■感想
ボイドは見るからにはみ出し者の刑事だ。凶悪犯を圧倒的な暴力で制圧するが、やりすぎている。ここまでやる刑事がいるのか?というのほどの圧倒的感だ。そんなボイドも遂には飛ばされてしまう。15分署では、同僚たちも癖のある人物ばかり。

ボイドに匹敵するほどの肉体をもつ刑事もいる。何か悪だくみを考えているような刑事や、一匹狼だが周りから一目置かれている刑事など、様残なキャラがいる。そんな中で、ボイドはひとり、ひたすら凶悪犯の逮捕にまい進する。

金周りの良い怪しい男ラトレルが登場してくると、ヘロイン関係で金を儲けていると観衆に勘違いさせる流れがある。高級車のディーラーに入るとバッグに入った大金をみせてその場でスポーツカーに乗って出てしまう。明らかに違法な手段で儲けた金だろうと想像できてしまう。

警察内部でのヘロイン不正がラトレルに繋がるのか。頻繁にボイドとトラブルとなるラトレルとその仲間たち。ラトレルが悪のラスボス的な雰囲気をだしつつ、ラトレルと内通する警察内部の汚職をあぶりだそうとするボイド。

意外な人物がヘロイン強奪の黒幕となっている。それまで全く犯罪とは無縁と思われた男が黒幕だった。逆にラトレルはそれまでのイメージが一気に覆る展開となる。ボイドもある意味騙された立場なのだろう。警察内部の汚職に気づいたボイドは、上司と共に逮捕に向かうのだが、そこで実は上司までもが不正に関わっていたとわかる。

激しい格闘の戦いはセガールの得意分野なのだろう。圧倒的な力で相手をねじ伏せている。セガールのイメージ通りのキャラではあるのだが、楽しめることは間違いない。

セガールの格闘場面は圧倒的だ。



おしらせ

感想は下記メールアドレスへ
(*を@に変換)
pakusaou*yahoo.co.jp