ディレイルド 暴走超特急


 2021.4.22      ジャンクロードヴァンダムのための映画だ【ディレイルド 暴走超特急】

                     
ディレイルド 暴走超特急 /ボブ・ミショロウスキー監督作品
評価:2.5

■ヒトコト感想
ジャンクロードヴァンダム主演のアクション。列車内でテロリストが持ち込んだ細菌兵器がまき散らされる。動き続ける列車内でテロリストたちと戦いながら、列車を止めることがミッションだ。序盤では女を列車に乗せて目的地に届けるだけの簡単な仕事のはずだったのだが、ふたを開けてみると、女はテロリストの仲間であり、一人抜け駆けをして細菌兵器を盗み取ろうとしていた。

細菌兵器の影響を受けるのは、予防接種を受けていない子供や若者だけ。ヴァンダムがひたすら激しいアクションを繰り返す物語だ。そもそもヴァンダムに指令を行った者も裏でテロリストとつながっていたことが判明する。列車の中にヴァンダムの家族が乗っていたというのが物語のポイントだ。

■ストーリー
テロリスト集団が持ち込んだ化学兵器“SP43”が撒き散らされた暴走特急を止め、乗客の命、世界中の人々の命を救えるのか!? ジャン=クロード・ヴァン・ダムが肉体の限界に挑んだアルティメット・アクション!

■感想
ジャックは有名な女泥棒のガリーナをドイツまで列車で送るミッション受けた。ジャックは家族と過ごす大事な時間を反故にして、ガリーナを警護するために列車に乗り込む。ここで、ジャックは家族と列車の中で偶然再会する。

それもガリーナがセクシーな恰好をして個室でくつろいでいる場でだ。このシチュエーションを嫁や子供たちに見られたのはジャックとしては致命的なのだろう。自分の仕事を家族には秘密にしていたので、浮気を疑われたとしても釈明することが難しいジャックであった。

ガリーナが運んでいたのは盗まれた細菌兵器だった。細菌兵器をガリーナが泥棒仲間から盗んだため、逆にガリーナがテロリスト集団から追われることになる。ここで、ガリーナとテロリストの内輪のゴタゴタがあり、そのどさくさで細菌兵器が外部に飛び出してしまう。

このことで、列車内には細菌兵器が蔓延することになる。ジャックの家族の中で、特に子供たちが感染することになる。列車内の乗客が次々と体調不良になっていく中で、ジャックのみが孤高の戦いを繰り広げている。

テロリスト内部でも細菌兵器の影響を受ける者がいる。そんな混沌とした中で、ジャックはテロリスト集団を壊滅させる。これで物語は終わりではない。列車をどのようにして止めるかに四苦八苦しているジャック。このままでは、軍の攻撃を受けて列車が爆発させられてしまう。

家族を助けるためにジャックは必死に列車を止めようとする。ジャンクロードヴァンダムのアクションを楽しむべき作品だろう。列車内という限定された空間の中での戦いというのはしびれるものがある。

シャンクロードヴァンダム映画だ。



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