カウントダウン・トゥ・デス


 2018.6.4      肉体のインパクトがすべてだ 【カウントダウン・トゥ・デス】

                     
カウントダウン・トゥ・デス [ ドルフ・ジグラー ]
評価:2

■ヒトコト感想
型破りで過激な刑事レイは、その捜査方法が問題となり内部に敵を作っている。WWEの人気レスラーたちが演じる作品。当然すさまじい体をしている。特にレイの上司は、レイも普通に比べるとかなりでかい体をしているはずが、レイよりも一回りでかい体をしている。そんな肉体派たちが、爆弾を体に巻き付けられた少年を助けるために奔走する。

正直、ストーリー的には特別なものはない。人気レスラーたちが、激しいアクションを繰り広げるのを楽しむべき作品だろう。ロシアマフィアとの対決にしても、ロシアマフィアは残酷なのはわかる。それが、善側であるはずのレイも思いっきり残酷なことをしている。少年を助け出すことを第一に考えてのことだろうが…。なんでもありだ。

■ストーリー
シアトル市警の刑事レイは過激な捜査が問題となり、調査官ジュリアの内務調査を受けることになる。ある日、幼い少年の身体に爆弾が巻き付けられた脅迫動画が、ネットに投稿された。爆発は7時間後。身代金200万ドルの受け渡し役に指名されたレイは、停職中ながらジュリアと共に捜査に乗り出す。事件の背後では、ロシアンマフィアが暗躍していた…。

■感想
刑事レイが暴れまわる。太い首とたくましい腕。明らかに普通ではない肉体を持つ者たちが躍動する。WWEの人気レスラーたちが、上司や悪役として登場してくる。自分はよく知らないので、どれだけ有名人なのかは不明だが、肉体的なインパクトはすさまじい。

レイが型破りな刑事として圧倒的な勢いを示している。ロシアンマフィアとの対決にしても肉体を駆使している。肉体がすさまじく、その巨大な体でアクションを繰り広げるので、ストーリーはどうでもよくなっている。

レイは型破りな捜査をするので、警察内部にも敵は多い。捜査の過程では、相手に警察と気づかれないために、相棒を撃ったりもする。当然、防弾チョッキの上だが、一歩間違えれば死の危険があるため、相棒は怒り狂う。レイは犯罪者を検挙することに力を注ぐ。

レイの上司も明らかにレスラー体系で、レイを唯一押さえつけることのできる体つきをしている。巨体のレイが、上司と並ぶとまるで子供のように見える。ここまで強烈な肉体をもつのは間違いなくレスラーだろう。

ストーリー的には、爆弾を体に巻かれた子供を助けるという流れだ。正直このストーリーには特別な面白さはない。一分一秒を争う展開。レイは子供の救出を優先し、より型破りな行動にでる。ついには上司を含めた警官仲間たちに追われることになる。

ラストの展開はハラハラドキドキしてくる。子供に巻かれた爆弾をとりはずす。残りほんの10秒のところで子供を助け出し、逃げ出す。その瞬間に爆発する。わかりやすいパターンであることは間違いない。

強烈な肉体的なインパクトが本作のすべてだ。



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