コードネーム:ストラットン


 2019.1.20      ドローンで細菌兵器を撒き散らす 【コードネーム:ストラットン】
                     
コードネーム:ストラットン [ ドミニク・クーパー ]
評価:2.5

■ヒトコト感想
イギリスSBSの隊員であるストラットンが生物兵器破壊ミッションを実行中に様々なトラブルに巻き込まれる物語だ。相棒が殺され、敵のリーダーのバロフスキーと対決が待っている。SBSのスラットンが生物兵器の悪用を防ぐために、アメリカのネイビーシールズのハンク、MI6のアギーと共にローマへ向かう。激しいアクションとカーチェイス。そして、バロフスキーとの化かしあい。

一歩間違えるとドローンで強力な生物平気が上空からまき散らされる可能性がある。ヨーロッパ全土を巻き込んだ壮大な攻防がまっている。ロンドンの地で二階建てバスの二階部分にドローンを積み込み、そこからロンドン中に生物兵器をまき散らそうとする。とんでもないテロだ。

■ストーリー
英国海兵隊特殊部隊SBS隊員のストラットンは、中東の化学工場にある生物兵器の破壊ミッション中に敵の罠にはまり、相棒のマーティを失う。同時に破壊すべき生物兵器も盗まれ事態は新たな難局に直面する。その後、英国諜報部MI6の分析により敵のリーダーはバロフスキーという元ロシアのスパイであることが判明。

ストラットンは新しい相棒となったアメリカ・ネイビーシールズのハンク、MI6エージェントのアギーとともにバロフスキーが潜伏していると思われるローマへ飛ぶ。そこに現れたバロフスキーはわずかな雑音から異変をかぎとると、カーチェイスをきりぬけ、行方をくらます。かくして英米特殊作戦ユニットと謎のテロ組織の、ヨーロッパをまたにかけた壮大な攻防が始まろうとしていた。

■感想
特殊な業務を実行するストラットン。冒頭から水が充満する狭いパイプの中を脱出しようと泳いだりもする。見ているだけで息苦しくなりそうな場面だ。そんなストラットンだが、生物兵器破壊ミッションの途中で相棒であるマーティを失うことになる。

相手は敵のリーダーであるバロフスキーだ。このバロフスキーがいわくありげな人物であり、SBSやCIAなどとも関係がある人物らしい。バロフスキーが潜伏していると思われる場所へのりこむストラットンたち。少数精鋭だが、敵もあらゆる手段を用意している状況だ。

元ロシアのスパイということで、ロシアに始末させようとするのだが…。あべこべに騙され、スラットンたちは攻撃を受けたりもする。お互いが騙しだまされの世界でやっている。ストラットンやハンクやアギーは使命感により危険な任務にも果敢に挑戦している。

アギーなどは、もともとコンピュータ専門のはずが、ラストでは敵の二階建てバスに乗り込み、ひそかにドローン発射を追いかけたりもする。そして、激しいカーチェイスのあとには、アギー自身が二階建てバスから振り落とされたりもする。

ドローンに細菌兵器を搭載してロンドンの上空から菌をまき散らす計画を実行しようとするバロフスキー。スラットンたちは激しく妨害するのだが…。ラストはボロボロになりながらも、ストラットンが自分の命を投げうってでもドローンを破壊しようとする強い心がバロフスキーたちの排除に成功している。

アギーやハンクも同様にカーチェイスによりボロボロになっている。内容としてはありきたりかもしれないが、キャラクターの個性とテロの方法の新しさがポイントなのだろう。

ラストのカーチェイスは激しすぎる。



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