僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 2人の英雄


 2021.12.5      オーソドックスなジャンプ漫画的な流れ【僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 2人の英雄】

                     
僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2 人の英雄~
評価:3

■ヒトコト感想
原作マンガはちらっとしか読んだことがない。そもそも情報がない状態で見たのだが、すんなりと入り込むことができた。ヒーローを目指す少年少女たちが、敵となるヴィランと戦うというシンプルな構成だ。誰もが個性という名の特殊能力をもち、英雄高校のヒーロー科1年の面々が戦いに巻き込まれていく。オールマイトという伝説のヒーローの個性が枯渇しており、ヒーローとしての活動に陰りが見え始める。

そんな時にヒーローの個性を強化する機器が開発され、それが凶悪なヴィランに奪われてしまう。本作の面白さは純粋にヒーローにあこがれる緑谷がオールマイトと共闘する部分だろう。仲間たちは氷を操る能力や炎を操る能力などがある。定番的なパターンのヒーローモノなのだろう。

■ストーリー
白熱の期末試験が終わり、夏休みの林間合宿を控えた雄英高校メンバー。デクとオールマイトは、ある人物からの招待を受け、海上に浮かぶ巨大人工移動都市≪I・アイランド≫を訪れた。世界中の科学研究者たちの英知が集まった、まさにサイエンスハリウッドのような島で“個性"やヒーローアイテムの研究成果を展示した≪I・EXPO≫が開催される中、デクは“無個性"の少女・メリッサと出会う。メリッサに、かつて同じ“無個性"だった自分を重ね合わせるデク。

その時、突如鉄壁のセキュリティを誇るアイランドの警備システムが敵<ヴィラン>にハッキングされ、島内すべての人間が人質に獲られてしまう! 今、ヒーロー社会の構造を揺るがしかねない【ある計画】が発動する――!その鍵を握るのは、平和の象徴(ナンバーワンヒーロー)・オールマイト。

■感想
ヒロアカという名で人気漫画があるのは認識していた。少しだけ読んだことがある。割と典型的なジャンプマンガであることは間違いない。劇場版として、ほとんど情報がない状態で見たのだが、特に問題なく楽しむことができた。

ヒーロー見習いの少年少女たちが通う英雄高校。そこの同級生たちが悪の個性をもつヴィランと対決する。主人公のデクは、伝説的なヒーローであるオールマイトにあこがれている。今回は、巨大人工移動都市内部で事件が巻き起こる。世界中の科学者が研究を行う島がヴィランには襲われ警備システムがハッキングされヒーローたちが襲われてしまう。

無個性の少女メリッサと出会い、デクは過去の自分を思い出す。ギリギリの戦いを続けるオールマイト。そして、デクたちヒーロー予備軍は厳しい戦いを繰り広げるのだが…。そこで同級生たちが助けにきてくれる。

炎を手から出す個性や、氷を操る個性など多種多様な個性で、極悪な個性を使い攻撃をしかけてくるヴィランに対抗する。少女メリッサは無個性だが警備システムを修復できる能力がある。メリッサをどのよにして島の警備システムにたどり着かせるか。仲間と協力して助け合うジャンプマンガの典型的な流れだ。

メリッサの父親が開発した、個性を強力にする機器を使い、ヴィランのボスは凶悪になる。島の鉄を体にまとうように巨大化し、ヒーローたちを圧倒する。こんな絶望的な状況であってもオールマイトならなんとかしてくれるという希望がある。

オールマイト自身は、実はボロボロであり個性を長く使うことができない。個性を解いた後のオールマイトのガリガリっぷりが一番驚く部分かもしれない。ギリギリの状態のオールマイトと、オールマイトにあこがれる少年デクがヴィランを倒す。

オーソドックスなストーリーなのですんなりと入り込める。



おしらせ

感想は下記メールアドレスへ
(*を@に変換)
pakusaou*yahoo.co.jp