2022.2.14 序盤はミステリアスな展開だが、ラストは陳腐な銃撃戦となる【ブルースチール】
ブルースチール
評価:2.5
■ヒトコト感想
メーガンは憧れであった警官となる。初めてのパトロールの途中、偶然、スーパー内部で強盗に出くわしてしまう。そこで、メーガンは銃を突き付けられた店員を助けるために、強盗犯を銃殺してしまう。ここで、現場に居合わせたハントに犯人の拳銃を奪われてしまう。ハントは表向きは相場師として社会的に地位のある裕福な生活をしているが、実は異常者だった。
メーガンは無抵抗な者を殺害したとして停職処分になるのだが…。ここから、ハントと知り合いとなりメーガンはハントと付き合うことになる。相手が異常者と知らずに。メーガンの周辺で奇妙な銃殺事件が起こり、メーガンが疑われたりもする。ラストでは異常者のハントとメーガンの意地の銃撃戦という感じだ。
■ストーリー
警官に憧れていたメーガン・ターナーは、念願叶ってニューヨーク市警察に任官する。だが、初めてのパトロールで強盗を発見、自分に拳銃を向けた強盗を射殺するものの、犯人の拳銃は何者かに持ち去られてしまい、停職処分を受けてしまう。銃を持ち去ったのはスーパーマーケットに居合わせたユージン・ハント。ハントは銃の持つ圧倒的な暴力に魅了され、無差別殺人を繰り返してゆく―。
■感想
メーガンは見た目は美人で弱い女性だが、警官として気の強さがある。いい感じになった男と会話をしても、警官であることを話し、車の違反を指摘されるなど男はタジタジとなる。メーガンの気の強さは周りも圧倒されてしまう。
停職になってからも、メーガン絡みの殺人事件が起きたということで、メーガンは捜査に加わることになる。平行してメーガンはハントと知り合いとなり付き合うことになる。ハントはパッと見は紳士的な良い男なのだが、実は内部では異常な考え方をもっている。
ハントの異常さに気づいたメーガンはハントを逮捕しようとするのだが…。ここでハントの弁護士がでてきて、証拠がないとハントを釈放してしまう。ハントは明らかに異常なのだが、最後の最後でしっぽを掴ませない。
それでいて、メーガンの気性の荒さもあるので、ハントの弁護士の強引な手続きもあり、メーガンは警察署内部での立場が弱くなる。ハントは神出鬼没で次々とメーガンの関係者が犠牲となっていく。この段階でもまだハントを逮捕できないのは、警官たちの怠慢だろう。
ラストはハントが暴れまわり、メーガンの同僚にまで銃を向けてしまう。その結果、ラストでは怒りのメーガンとハントの銃撃戦となる。前半部分のミステリアスな展開から、ラストは陳腐な銃撃戦となっている。ハントがここまで野放しになるのは、警察側の捜査がずさんだからだろう。
ハントをマークしておきながら、次々と殺人を実行されてしまう。メーガンの証言がありながら、ハントの顔を見ていないということでハントを逮捕できない。これは異常なことだ。
メーガンのキャラ的な問題もあるのだろうが。。。
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