2021.11.15 ディズニーワールドで大暴れ【ビバリーヒルズ・コップ3】
ビバリーヒルズ・コップ3[ ジャッジ・ラインホールド ]
評価:3
■ヒトコト感想
シリーズ第3弾。今回もアクセルがデトロイトからビバリーヒルズへ向かい、大活躍する。今回は痛快なアクセルのしゃべりではなく舞台がディズニーワールドをパロディとした作品となっている。園内の警備主任がアクセルのボスを射殺したことから、アクセルは犯人を執拗に追いかけ続ける。アクセルが夢の国の中で大暴れする。それまでのシリーズでは、アクセルの適当な嘘により事件解決へのショートカットを行っていたが、本作ではその適当な嘘がパワーダウンしている。
代わりにアトラクションでの激しい銃撃戦や園内の地下道を移動しながらの戦いなどが描かれている。ディズニーワールド的なものを舞台としたのがポイントなのだろうが、シリーズとしての魅力はやはりアクセルの適当な嘘八百だろう。
■ストーリー
エディ・マーフィ主演で贈る、ビバリー・ヒルズを舞台にデトロイト出身の敏腕刑事・アクセル・フォーリーが、彼流の型破りなやり方で事件を解決していく痛快アクション・ムービー第3弾が初Blu-ray化!おなじみのビリー・ローズウッドやセルジュらも登場!
■感想
冒頭、アクセルがいつものとおり囮捜査をしていると、そこに想像外の凶暴な犯罪者集団がやってきた。マシンガンをぶっ放しながらアクセルたちを攻撃してくる。チンケな車泥棒たちのアジトかと思っていたアクセルとボスだが、思わぬ敵の存在で慌てだす。
そして、そのままボスは射殺されてしまう。アクセルはボスを射殺した相手の顔をしっかりと見たので、探し出そうとするのだが…。犯人はあっさりと見つけることができるのだが、、証拠を見つけ出すことが難しい状態となる。
敵はディズニーワールド的な施設の警備主任だった。そのため、アクセルは園内へ入り込み調査を始める。ここで、ディズニーワールド内部でのアクセルの暴れっぷりが本作のメインだろう。いつもおなじみのローズウッドは出世している。
ただ、偉くなってもアクセルに振り回されるのはいつもどおりだ。アクセルが独断専行でひたすら敵を逮捕するための証拠集めをする。ニセ札制作の疑いがある中で…。アクセルがアトラクションの中で激しい銃撃戦をする。この古臭いアトラクションがいかにも古さを感じさせる作品だ。
スターウォーズを模したようなアトラクションが印象深い。巨大なタンクローリーが迫り、そして、突然水が激しく噴き出してくる。確かにこのアトラクションであれば観客は満足するだろう。そんなアトラクションの場でアクセルが銃撃戦を繰り返す。
アクセルの巧みな誘導で仲間を増やしてはいるが、それでも孤高の戦いであることは間違いない。シリーズとしての面白さは多少損なわれているが、エディーマーフィーの特徴的な動きやしゃべりというのはそれだけで絵になるのは間違いない。
どうしても古さを感じてしまう。
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