ベガスの恋に勝つルール


 2020.5.22      主演ふたりを見ただけで流れが予想できる【ベガスの恋に勝つルール】

                     
ベガスの恋に勝つルール /キャメロン・ディアス,アシュトン・カッチャー
評価:3

■ヒトコト感想
キャメロンディアスとアシュトンカッチャーという理想的なラブコメ俳優のふたり。完璧主義者のジョイと適当な男のジャック。ふたりが出会ったのはラスベガス。そこでジョイに借りたコインでスロットをして偶然ジャックは300万ドルをあててしまうからさぁたいへん。酔った勢いで結婚をしていたふたりは、金をどうするかで争い、ついには裁判ざたになる。

8カ月もの間、夫婦として生活することを裁判所に命令されるふたり。300万ドルのために相手をおとしめようとするのだが…。いがみ合っていたふたりが、ちょっとしたきっかけで最後にくっつく。ありきたりな展開ではあるが、わかりやすい内容だ。ラブコメ俳優のふたりなので、安心して楽しめることは間違いない。

■ストーリー
ウォール街で働くジョイはその完璧主義な性格が災いし、フィアンセにフラれるハメに。一方、同じニューヨークで父親が経営する工場を解雇されたお気楽な男ジャック。そんな2人はそれぞれ親友を連れて気晴らしにラスベガスへ繰り出し、ホテルの部屋のダブルブッキングがきっかけで出会う。すぐに意気投合した2人はその夜、酒を飲んでバカ騒ぎした末、なんと勢いで結婚してしまった!

翌日、事の次第に気付いた2人は一転して険悪モード。だが婚姻の無効手続きをしようとした矢先、ジャックがジョイの25セントを投入したスロットマシンで300万ドルもの大金を当てるのだった。賞金の所有権を互いに主張して譲らない2人は、その決着を法廷に委ねるが……。

■感想
典型的なキャリアウーマンでイケイケな感じのジョイ。お気楽な工場の二代目のジャックは勤務態度に問題があり父親からくびにされる。そんなふたりがラスベガスで出会い酔った勢いで結婚してしまう。よく芸能人などであるパターンなのだが、その場の勢いで結婚するダメなカップルだ。

ふたりは素面となると過ちに気づき喧嘩を始める。最後に別れるまぎわ、ジョイのコインを使用しジャックがスロットをやったところ…。300万ドルが当たったからさぁたいへん。ふたりは大金を手放さないために裁判に訴えることになる。。

ジョイとジャックの疑似夫婦関係というのは面白い。そもそもがお互いのことを知らない状態での結婚生活のため、あらためて相手の嫌な部分が見えてしまう。お互いが意地になり、相手の嫌なことをわざとしたりもする。表向きはうまくやっているように見せておきながら、裏では相手を追い落とすことだけを考える。

ジャックに浮気させるために、セクシーな女性たちを集めたパーティを家でやったりもする。対してジャックはジョイの元彼と同じ職業である証券マンを連れてきてジョイのトラウマを刺激する。

ふたりのゴタゴタはエスカレートするのだが、ところどころで相手のことが少し気になったりもする。ジョイの元彼を見つけ出したジャックは、ジョイの現状を説明してふたりをモトサヤに戻そうとする。ここでジョイが冷めた目をする。

このことで決定的に決裂したジョイとジャックだが、今度はジャックがジョイのことが気になりはじめる。ありきたりなパターンかもしれないが、このタイプのラブコメの王道というような流れかもしれない。主演のふたりのキャラがもう定番的になっているのは間違いない。

主演ふたりを見て、どんな流れの作品かがわかってしまう。



おしらせ

感想は下記メールアドレスへ
(*を@に変換)
pakusaou*yahoo.co.jp