2021.7.13 ハリウッドの映画関係者の乱痴気騒ぎ【アントラージュ オレたちのハリウッド ザ・ムービー】
アントラージュ★オレたちのハリウッド<ファースト・シーズン>コレクターズ・ボックス
評価:3
■ヒトコト感想
若手スター俳優のヴィンスとその取り巻きたちの物語だ。ハリウッド独特の華やかな展開。スターのヴィンスを取り巻くのは、うだつの上がらない俳優の兄ドラマと監督のエリック。そしてエージェントのジョニー。新たにヴィンスが映画を撮ることになり、そのスポンサーを巻き込んだゴタゴタとなる。
唸るほど金がある世界ではあるが、成果をだせないとすぐに首になる。ヴィンスの映画に追加資金が必要となりエージェントは奔走するのだが、スポンサーの息子がヴィンスと女の取り合いをしたために、事態は怪しくなる。ヴィンスの映画が駄作であればわかりやすいのだが、素晴らしい作品ということで、エージェントは奔走する。女がらみのゴタゴタがわかりやすいコメディだ。
■ストーリー
ニューヨーク出身の人気上昇中の若手スターのヴィンス・チェイス、そしてそのアントラージュ(取り巻き)のエリック、タートル そして ジョニー。ビバリーヒルズの豪邸で同居する4人が、セックスとパーティ そしてスーパーエージェントが支配する街で華やかなハリウッド的生活を送る。このドラマは番組のエグゼクティブプロデューサーであり、オスカーノミネート俳優であるマーク・ウォールバーグの「経験に基づくフィクション」である点が、物語をリアルな芸能世界の裏側へと導いている。
■感想
ハリウッドの混沌としたセレブたちの物語。プロデューサーがマーク・ウォルバーグということで、自らの実体験も含まれるのだろう。ちょい役としてヴィンスと絡んだりもする。まず、序盤ではヴィンスの周りには、いかにもな女たちが集いながらクルーザーでパーティをする。
そこには取り巻きたちがいるのだが…。取り巻きのひとりは、様々な女性と関係しまくっている。あげくは知り合い同士の女性に手をだしたりもする。終盤ではその女性たちに妊娠したと脅されたりもする。すべてがコメディチックに描かれている。
ヴィンスが映画監督となり映画を作る。その資金が足りなくなったため、エージェントに追加を依頼するのだが…。まだ作品を見ていないエージェントは文句を言う。ここで、ヴィンスはほぼ完成しかかっている作品をなぜかもったいつけて見せない。パターンとしては映画はまったくできていないか、とんでもない駄作か、というのがあるのだが…。
エージェントにこっそりと見せたその作品は、とんでもない名作だった。のりのりのエージェントだが、大スポンサーの息子が資金を出すことに執拗に反対してくる。
実はヴィンスのことが好きな女優の卵のことをスポンサーの息子は狙っていた。ヴィンスへの嫉妬から映画を失敗させようとしていた。エージェント界隈では、金をもつものがすべての力をもつ。大スポンサーの息子というだけで、権力をもつ。
この息子役をあのハーレー・ジョエル・オスメントが演じている。顔は子役のころとそのままだが、顔の面積が大きくなり、太った嫌な男になりさがっている。ヴィンスの映画は大成功し取り巻きたちも同じく大成功して物語は終わっている。
ハリウッドの一面を現しているのは確かだ。
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