2018.5.10 ピーターパン誕生の秘話? 【PAN ネバーランド 夢のはじまり】
PAN?ネバーランド、夢のはじまり? 【DVD】
評価:3
■ヒトコト感想
ピーターパン誕生の秘話ということで、ロンドンで生活する孤児がピーターパンになるまでが描かれている。フック船長がピーターの仲間になるなど、なんだかイメージが異なっている。敵キャラが黒ひげなんてのは、悪役海賊としてはステレオタイプすぎる。ピーターパンが、ただの孤児ではあるが、どこか小生意気なのも良い。
ネバーランドで繰り広げられる数々のドタバタ。黒ひげがインパクトある容姿をしており、悪役としては少しコミカルに感じるかもしれない。妖精、人魚など、ピーターパンの世界を彩る者たちが数々登場してくる。若返りを目指す黒ひげと、ネバーランドを守ろうとする原住民たち。本作がピーターパン誕生秘話だとは思わないが、それなりにインパクトがある。
■ストーリー
ロンドンの孤児院に暮らす少年ピーターは、まだ見ぬ母の行方を探してネバーランドへ向かう事に。そこでは妖精や人魚、海賊たちのカラフルで不思議な世界、そしてネバーランドを牛耳る恐るべき海賊・黒ひげが彼を待っていた。数々の困難や決死の戦いを乗り越えたピーターは、果たして母親と巡り会うことが出来るのか…。ヒュー・ジャックマン主演、ピーター・パン誕生の秘話を描くファンタジー大作。
■感想
ロンドンの孤児院で暮らすピーターがネバーランドでピーターパンへと成長する物語だ。孤児で少し小生意気な少年ピーターが、ネバーランドで黒ひげの一味に奴隷として扱われる。ひたすら鉱山で掘り続ける仕事。
かなりの重労働で、少しでもミスをすると皆の前で処刑されてしまう。ピーターはその場面で、ピーターパンとしての片りんを見せる。ここから黒ひげ一味に追われることになるピーター。そこでピーターを助けることになるのがフック船長だ。
ピーターパンの世界では悪役として登場してくるフック船長も、まだこの段階では奴隷のひとりでしかない。悪役である黒ひげ一味と、ネバーランドを守る原住民たち。奴隷生活から逃げ出したピーターとフックを助けたのが原住民たちだ。
そこで原住民+ピーター+フック、対、黒ひげ一味という図式ができあがる。そこからお決まりどおり、空飛ぶ海賊船を使っての激しいバトルが繰り広げられる。ネバーランドの幻想的な映像をバックに、映像的なインパクトある戦いが繰り広げられる。
黒ひげの真の姿は衝撃かもしれない。そして、登場から違和感をもって見ていた黒ひげの髪の毛は、やはりというか想像どおりのオチだった。その後にピーターパンとフック船長がどのようにして敵対関係になるかまで描かれていれば面白いのだが…。
空を飛べるピーターパン。黒ひげがいなくなったところで、次にはフック船長があの風貌で登場してくるのだろう。ヒュージャックマンが黒ひげを演じているのだが、常に正義のイケメン系を演じていた役者なだけに、意外なキャラであることは間違いない。
ピーターの小生意気感が良い。
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