2018.1.11 ゲームのような兵士の視点 【ネイビーシールズ】
ネイビーシールズ [ ローク ]
評価:3
■ヒトコト感想
実在する特殊部隊を題材とした作品。現役の兵士が登場し、兵器までも実際に使っているモノを作品に登場させている。ヘッドカメラの映像はまさに臨場感たっぷりだ。特殊任務を実行する際のネイビーシールズ。兵士といっても人間なので、任務の前には死を覚悟しての行動となる。麻薬組織に囚われた人質の救出や、テロを企てる組織の壊滅など、非常に危険な任務となる。
特に最初のジャングルでの任務は、相手が強烈に反撃してくるが、最後には湖に車を突っ込み、ボートにしがみついて脱出している。アメリカの特殊部隊がこれほど死と隣り合わせの任務をおっているとは思わなかった。オサマ・ビンラディンの暗殺も、この手の緊迫感にあふれていたのだろう。
■ストーリー
オサマ・ビンラディンの暗殺を遂行したことでも名高いネイビーシールズの実態に迫るミリタリーアクション。兵器から現役のシール隊員まで本物を使用、ヘルメットカメラを多用したカメラワークで臨場感を演出し、最前線を追体験できる。
■感想
特殊任務を遂行するネイビーシールズを描いた作品。ミサイルでの遠隔攻撃がメインだが、いつの時代も特殊部隊による任務がなくなることはない。麻薬組織に囚われの身となったアメリカ人女性を救出するためにネイビーシールズがジャングルの奥深くに向かう。
兵士たちも人間なので、自分たちが危険な任務に向かっていることはわかる。そのため、任務の前には、家族に対して言葉をかける。強力な武器や装備をもったとしても、撃たれれば死んでしまう。それは特殊部隊でも一緒だ。
特殊任務は常に圧倒的勝利で終わるわけではない。相手の反撃にあい、仲間が死ぬこともある。このあたり、テロ組織を壊滅させる任務では大量の犠牲者がでる。もしかしたら、実際にアメリカでもこの手の話は常識なのかもしれない。
戦争で人が死ぬのは映画の中だけの話で、現代では安全が確保された状態で行動しているのかと思っていた。目の前に手榴弾が投げ込まれれば、仲間を助けるために、自らの体を手榴弾にかぶせることで爆風を抑え仲間を助ける。まさに自己犠牲の精神だ。
兵士のヘルメットにカメラがついており、そこからの映像がすさまじく臨場感がある。本当にネイビーシールズになった気持ちになれる。さらには、FPSのゲームでの視点とまるっきり同じだったので、まさにゲームはリアルな視点を感じていることになるのだろう。
アメリカの特殊部隊での危険な任務。この流れとなると、ヒーロー的な行動と犠牲と、最後にはUSAとひたすら連続で叫び続ける絵が容易に想像できてしまう。アメリカ人が好みそうな映画だ。
兵士たちのリアルな特殊任務が描かれていることは間違いない。
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