怪盗グルーのミニオン危機一髪


 2017.12.6      ミニオンはオマケだ 【怪盗グルーのミニオン危機一髪】

                     
怪盗グルーのミニオン危機一発 [ スティーヴ・カレル ]
評価:3

■ヒトコト感想
ミニオンが有名なので、ミニオンの映画かと思って見たのだが…。主人公はグルーでミニオンはオマケ的な扱いだ。さらには本作は2作目なのだが…。1作目を見なくとも十分楽しむことができた。グルーのキャラが秀逸だ。犯罪から手を引き楽しく孤児やミニオンたちと暮らしていたのだが…。

グルーは結婚したいが自分に自信がない。そんな状態で事件が起こる。生物を凶暴化する薬を盗んだ何者かを探しだそうとする。捜査官のルーシーと悪を探し出そうとするのだが…。ミニオンたちのヘンテコなミニオン語やグルーの謎の武器など見るべき部分は多数ある。そして、合間にニヤリと笑えるギャグがちりばめられている。

■ストーリー
月を盗んで世界一の怪盗の名声を手に入れたグルーはあれから、娘として迎えた孤児3姉妹マーゴ、イディス、アグネス、そしていたずら好きな黄色い軍団ミニオンたちと一緒に楽しく暮らしていた。ところがある日、反悪党同盟の捜査官と名乗る美女、ルーシーに誘拐され、反悪党同盟の本部へ連れて行かれる。

そして、北極圏から消えた極秘研究所から、突然変異を起こすPX40という薬が盗まれたことを聞かされ、盗んだ犯人を突き止めるよう依頼される。それと時を同じくして、相棒であったネファリオ博士、そして、仲間のミニオンたちの姿が消えてしまった。

■感想
怪盗グルーというタイトルだが、本作のグルーはすでに怪盗を引退している。孤児3人を娘として向かい入れ幸せな生活を送っていたのだが…。この時点でグルーとミニオンの関係は何なのかがよくわからないが、気にするべきではないのだろう。

黄色い変な声を出す生物。グルー以外にもその姿は認識されているのだが、周りはミニオンを気にすることはない。ミニオンたちの動きがコミカルで、ヘンテコな言葉が面白い。CGのキャラが逆に良い味をだしている

グルーはルーシーに恋心を抱きながらも言い出せないのが可愛いらしい。グルーのキャラはぶっきらぼうだが妙な可愛さがある。小太りだが足だけが異常に細いグルー。様々な機器を駆使してピンチを乗り切り、悪人を追い詰めたり。

ルーシーも同じく変な髪型だが最新機器を駆使したアクションをくりだしている。グルーのキャラの憎めなさとミニオンたちのヘンテコな面白さ。さらには敵キャラクターも含めて愛嬌のあるキャラクターが良い。

気になる点があるとすれば声優だ。グルーは良いがルーシーだけはいただけない。なんだかルーシーだけはかすれた声で演技も不自然だ。歌手の中島美香が演じているのだが、なぜ?という思いはある。

ミニオン単体がブレークしたため、ミニオン中心の作品かと思っていたが、そもそもは怪盗グルーシリーズのオマケみたいなものらしい。スピンオフとしてのミニオンが逆に人気がでてしまったということなのだろう。

ミニオン語はよくわからないが、雰囲気で通じてしまう。



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