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　2017.2.5 　　 　　ブリジットは太りすぎだ　【ブリジット・ジョーンズの日記　きれそうなわたしの12ヶ月】

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評価：2.5

■ヒトコト感想
ブリジット・ジョーンズの日記の続編。主役のブリジットはかなりパワーアップしている。見た目がすさまじく変化しており、ちょっと太目程度だった前作から比べると格段に太っている。これはちょっとというレベルを超えているだろう。明らかに容姿的には衰えを隠せない。が、ＴＶレポーターとしてその巨体を余すことなくさらしている。

今回はエリート弁護士と付き合うことになり、結婚を意識し始めるのだが…。ここまで体型的にパワーアップされると、前作のようなちょっと面白コメディを通り越して、明らかにコメディとしての要素しかない。顔もしもぶくれが激しく、どう考えてもエリート弁護士と釣り合うような容姿ではないが…。まぁ、このシリーズはブリジットが痩せたら面白くないのだろう。

■ストーリー
様々な悩みを抱える冴えないOLの姿を描いたラブコメディ「ブリジット・ジョーンズの日記」の続編。弁護士の恋人マークと幸せな日々を送っていたブリジット。順風満帆かに思えたブリジットだったが、そんな彼女にまたしても不幸な事態が…。

■感想
冴えないＯＬの姿を描いたブリジット。冴えないＯＬではあるが、今回はさらに太っている。いきなり登場したブリジットの容姿を見てまず驚いてしまった。ここまで太ったのかと…。顔が二重あごになり、体ははちきれんばかりに肉がはみ出している。尻もでかく…。

なんだかここまでくると、冴えないＯＬという定義を通り越して、さらし者になっているような気がした。そんなブリジットが今回は運命の男マークと出会う。イケメンで有能な弁護士。どれだけブリジットがはちゃめちゃなことをしても、優しく見守り許すマーク。ありえない展開だ。

エリート弁護士のマークに女の影が見えると途端に疑心暗鬼になるブリジット。そして、何かとマークに付きまとい、マークの家に押し入ると…。そこでは弁護士同士の会合が開かれていた。このパターンの展開を何回か繰り返している。冴えないＯＬは一度つかんだ大物を簡単には離したくないのだろう。

強烈なブリジットの嫉妬心と醜態に対してマークは優しく微笑みながら許す。こんな聖人のような男がこの世に存在するのだろうか。ブリジットよりも魅力的な女性が周りにたくさんいても見向きもしない。これは異常としかいえない。

なぜかマークや過去の恋人に言い寄られるブリジット。客観的に見ると、とてもモテそうな外見ではないが男に言い寄られる。なんだかんだとありながらブリジットとマークが寄りを戻す流れの中で、ブリジットがどのドレスを着ていこうかと悩むシーンがある。

ジャケットスタイルは強烈にダサく、その他のドレスも、体型が体型だけにとても似合っているとはいえない。それでも巨体を揺らしながらマークの元に走る。なんだか、ブリジットに都合が良いご都合主義に思えて仕方がない。

もはやただの面白コメディでしかない。