ヴィレッジ


2005.1.28 大どんでん返しは無いけれど 【ヴィレッジ】

                     

評価:3

M、ナイトシャラマンの過去三作品はとりあえず
全部見ているが、過去の作品についてはとりあえず
ここで特に言うべきことはないと思う。
今回の作品もどれだけ驚かしてくれるか
ワクワクしながら見た。

CM等を見ると、いかにもな雰囲気の村に何か怪物が
いるような流れからどんな大どんでん返しがまっているのかと気になっていた

その村ってのが、何となくブレアウィッチに出てきそうな
森と隣接していたり、村全体が何かタブーとなることがあったりと
ミステリーホラーとしてはこれ以上ないくらいお膳立てはされて
いると思う。

毎回ナイトシャラマン監督の作品は最後にあっと驚く
ような脚本の流れになっているが、今回は中盤当たりで
観客に謎を暴露しているが、それでもその村の行く末と
娘がどうなるかというのがかなり気になり
引きつけられた。

出てくる村の雰囲気は、見方を変えると鎖国時代の
日本のように自分達が幸せであれば、外部からの干渉は
必要ないというような村に思えた。

本作の最後に娘がそのことに気が付くのだが、
果たして彼女が黒船役を果たすことができたのか、
それとも鎖国時代が続くのかは語られていない。


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