ある日、本屋で弁当箱クラス（それも女の子が持つような薄いやつ
じゃなく汗くさい柔道部の主将クラスが持つような厚さ）
の本を手に取り表紙と厚さからかなりマニアックだと思い、
よーし、いっちょマニアックなのに挑戦しちゃうよー！！
っていう勢いで買っちゃいました。
僕は常に本屋ではカバーを掛けて貰う派なんだけど、
厚さのせいで無理と言われて悶絶！！
そのまま持つには手が疲れるから横になりながら
読んでいたら腰が痛くなって悶絶！！
読むのに時間がかかって他のことが何もできなくて悶絶！！

悶絶王に昇格。パチパチ。

悶絶王に昇格する価値があるほど面白い本です。

読んでいる間。
唸るほど面白い。
若干おこちゃま（一人で目薬させないような）にはつらいかも。

話がスムーズに進まなくて一時期のクリーム上田なみにうんちくがすごくて
知りたくもないことを知ってしまう感じ。
時代背景が一昔前（昭和初期くらい？？）だから
妙におどろおどろしい感じもするし、
おい、キタロウって目玉の親父が出てきてもおかしくない雰囲気。
しかしなかなか事件が起きなくてしまいにはこのまま
「物語昭和初期の生活」って題で町民の生活を紹介する小説かと思った。
半分以上読んでからやっと事件が起こり
とにかくキャラが濃くて面白い本でした。
あと、常日頃から誤字脱字が多い僕としては分からない漢字が多くて
難しかったです。
とにかく未読の人は我慢して半分以上読めばはまるかもね。

狭い部屋にやけに目立つおどろおどろしい表紙。
この後僕がこの京極シリーズにはまっていくのは時間の問題であった。

いつもどおり僕が書く文章は内容とリンクしてませんのであしからず。

姑獲鳥の夏 オススメ度
妊娠していない方：★★★
陰陽師好きの方 ：★★★★☆
重い本を長時間持てる方：★★★★★★☆